スポーツ
Posted on 2025年11月17日 15:00

城彰二が絶賛した森保ジャパン「親善試合ガーナ戦」MVP佐野海舟の「相手を潰す&危機察知」能力はスゴかった

2025年11月17日 15:00

 サッカー日本代表の強さは本物なのか。先のブラジル戦に続き、ガーナ戦も快勝。しかも2-0の完勝に、森保ジャパンへの期待は高まる一方だ。元日本代表の城彰二氏は自身のYouTubeチャンネルで戦評を公開し、サムライブルーの戦いぶりを絶賛した。特に高く評価したのは、ボランチの佐野海舟だ。
「佐野選手は相手を潰す能力がありますし、危機察知能力も非常に高い選手。今日はMVP。運動量があり、試合を読む力もあり、前線までプレッシャーをかけられる。彼の良さはそこで終わらずに、そのまま攻撃参加ができること」

 それがよく現れたのが1点目だといい、
「奪ってから前にドリブルで仕掛けていく。ディフェンスを寄せ付けながら、南野選手にパス。あのパスのボールスピードや角度、精度というのは、パーフェクトだと思います」
 佐野の活躍によってボランチのポジション争いは激しくなり、遠藤航、守田英正、田中碧、鎌田大地、藤田譲瑠チマの間でバトルが繰り広げられると城氏は予想。森保一監督にとっては嬉しい悩みになるというのだ。

 佐野と同様に高い評価を与えたのは、センターバックの鈴木淳之介だった。
「無尽蔵のスタミナで動きがあるし、フィジカルでも負けない。パスの精度もある。いろんなことができて、レベルが高い選手。センターバックは板倉滉選手などケガ人が多く、不安があると言われてたんですが、鈴木選手がレベルアップして、競争が激しくなるんじゃないかと思いますね」

 そう話す城氏は、チーム全体の戦い方も評価した。
「1対1で勝負しても、負けなかった。そしてグループで、しっかりと相手を抑え込むことができた。切り替えの速さは本当にすごい。集中力と機動力、運動量のどれも、ガーナを上回っていた。さらに連動性がある。今日の試合は守備から攻撃、攻撃から守備へ、非常にバランスが良かった。日本は強いなと思いました」

 来年のW杯で優勝を目指している森保ジャパン。決して絵空事の目標ではなくなってきた。

(鈴木誠)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/11/18発売
    ■530円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク