記録的猛暑に見舞われる今夏、エアコン室外機の「耐熱性能」が改めて注目されている。特に話題を集めたのが、ダイキンが展開する「外気温50℃まで耐えられる室外機」だ。一部機種(Dシリーズ)には、カタログに「高外気タフネス冷房(外気温50℃対応)」...
記事全文を読む→「歌う不動産王」千昌夫が不動産事業に没頭した「夢のスタジオ」建設の天国と地獄
筆者が芸能担当をしていた1980年代の日本は、バブル最盛期だった。夜のタクシーをつかまえるのは困難で、六本木や渋谷の通りにはベンツ、BMWなどの高級車が長い列を成していた。
芸能人、著名人の派手な金使いは当たり前だったが、そんな中で次元の違う金の使い方で世間を驚かせたのが「歌う不動産王」と称された千昌夫である。
1970年に、宮城県仙台市に広大な土地を購入。この土地を担保に不動産業に没頭していき、不動産会社「アベインターナショナル」を設立。ピーク時の総資産は数千億円と言われた。筆者はこの時期、ちょっとしたスクープを報じた。
記事にしたのは1985年の夏頃だったと思う。フラリと寄った千の所属レコード会社の宣伝部の人から「千さん、六本木に何か建てるらしいよ」と教えてもらったのだ。豪邸でも建てているのかと思って、聞いていた場所に行って驚いた。なんと六本木の一等地で、現在の東京ミッドタウン近く。200~300坪ほどの敷地ではすでに基礎工事を終え、鉄骨の組み立てが始まっていた。それは巨大なスタジオで、総工費は数十億円と言われた。
なぜそれまでニュースにならなかったのかと、不思議だった。ただ、千は国内ばかりか、海外のマンションやホテルなどを次々と購入…という派手なニュースが次々と報じられ、それらと比べるとややスケールは小さかったかもしれない。
とはいえ、筆者が書いた記事はスポーツ紙や週刊誌が後追いするなど、そこそこ話題となった。
「アートプラザ1000」と命名されたこのスタジオは映像編集などを主とする、当時としては画期的なマルチスタジオ。千の大きな夢のひとつが実現したといわれる。
しかし1990年代初頭のバブル崩壊とともに、不動産価格は暴落。そのダメージはアベインターナショナルを直撃した。負債総額は数千億円と言われ、2000年に経営破綻。千の夢の象徴だった「アートプラザ1000」は売却され、2022年をもって閉館している。
(升田幸一)
アサ芸チョイス
胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...
記事全文を読む→気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...
記事全文を読む→急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...
記事全文を読む→
