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過去10年のジャパンカップで6番人気以下の人気薄で5着以内に好走したJRA所属馬9頭には、血統の共通項がありました。
【15年】17番人気で4着のジャングルクルーズ。【16年】6番人気で3着したシュヴァルグラン。【18年】8番人気で5着だったミッキースワロー。【21年】10番人気で4着のサンレイポケット。【24年】7番人気で2着だったドゥレッツァは、いずれもトニービンの血を持つ馬です。
また、15年に7番人気で2着のラストインパクト、17年に6番人気で4着、19年も12番人気で4着だったマカヒキは、父がディープインパクト。このように、人気薄で好走しているほとんどの馬がディープインパクト産駒か、トニービンの血を持っています。
過去2年のジャパンCでも23年は1~6着までがトニービンの血を持つ馬。そして2着、3着、5着馬がドゥラメンテ産駒です。さらに言うと、6着までの中で唯一、人気を上回る着順だったスターズオンアース(5番人気3着)もドゥラメンテ産駒でした。
昨年も1着がドウデュース、7番人気で2着同着のドゥレッツァがトニービンの血を持つ馬。なお、昨年ドゥレッツァを本命にしたのも、先に書いたような血統傾向をレース前にわかっていたからです。
また、ここ数年の東京芝は「欧州指向」の血統が走りやすい路盤になっているのですが、過去5年のジャパンCで、8番人気以下で5着以内に好走したのは3頭。そのうちの2頭、21年8番人気5着のグランドグローリーと24年8番人気2着同着のシンエンペラーは欧州の生産馬で、ゴリゴリの欧州血統です。
というわけで、ジャパンCに強い血統を持つ馬の中でも、より欧州要素を強化された馬が有利というのがトレンドです。
アドマイヤテラの父はレイデオロ。ダービー、天皇賞・秋と東京GⅠで2勝を挙げており「血統ビーム」オリジナルの国別血統タイプは「欧州型」。レイデオロの母父シンボリクリスエスも「欧州型」で、産駒にはジャパンC勝ち馬のエピファネイアがいます。
近親にディープインパクト。母父はハーツクライでその母父はトニービン。管理するのは友道厩舎。ハーツクライ産駒のドウデュースとシュヴァルグランでジャパンCを勝っているように、この血統で勝たせる術を知り尽くしています。
亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。著書「フォーメーションと合成オッズを使いこなして効率的に馬券で儲ける方法」(オーパーツ・パブリッシング)ほか多数。
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