秋風が心地よく吹き抜け、家飲みが一段と楽しくなる10月。仕事終わりの晩酌や週末のリラックスタイムに「いつもとはひと味違う、極上の酒の肴を楽しみたい」と思ったらどうするか。もちろん酒場へ繰り出すのも悪くないが、自宅のキッチンで手軽にプロ顔負け...
記事全文を読む→新語・流行語大賞「オールドメディア」流行語選定をめぐるオールドメディアの姿と報道ぶり
年末恒例の「現代用語の基礎知識選 2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」が発表されたが、年間大賞に選ばれたのは高市早苗総理の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」だった。他に選ばれた流行語はというと、エッホエッホ、オールドメディア、緊急銃猟/クマ被害、国宝(観た)、古古古米、戦後80年/昭和100年、トランプ関税、二季ミャクミャク…といった感じである。
昨年までは本当に流行したのか首を傾げる言葉が含まれていたが、スポンサーがT&G保険グループに代わった今年はどんな評価だろうか。
そして性加害問題を起こしたフジテレビなど、既存メディアの凋落を意味する「オールドメディア」をめぐっては、こんな「誤報」があった。この言葉を普及させたとして表彰式に登壇した参院議員で環境副大臣の青山繁晴氏が「オールドメディア」の言い出しっぺと、テレビや新聞で報じられたのだ。
「これは主催者と青山氏の言い分だけを聞いた結果でしょうね」(メディア関係者)
「オールドメディア」という言葉が初めて登場したのは、2002年から2005年に放送されていた「やじうまプラス」(テレビ朝日系)。コメンテーターとして出演していた、元読売新聞記者の大谷昭宏氏が使い始めたものだ。共演者のジャーナリスト・勝谷誠彦氏と丁々発止のやり取りの中で「オールドメディア」という言葉を持ち出し、見出しから本文まで似たり寄ったりの新聞記事をパネルにして、ワンパターン紋切り型の新聞報道のあり方を嘆いていた。
今年の流行語大賞は、これを報じた新聞・テレビ各社が二次ソースまで遡らず、主催者の大本営発表をそのまま流すという、まさに大谷氏が嘆いた「オールドメディア」の姿をさらけ出す結果となってしまった。
「オールドメディア」という言葉を生んだテレビ朝日の「報道ステーション」の12月1日放送回で、大谷氏がいた読売新聞は流行語大賞について報じたものの「オールドメディア」について触れることはなかった。
(那須優子)
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