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記事全文を読む→久保建英の所属クラブに「24億円未払い」報道で再燃!ヤスダグループを巡る「日本ツアー開催危機」「移籍破談の裏で圧力」2大疑惑
またもトラブルが勃発したのか―。サッカーファンをザワつかせているのは、株式会社ヤスダグループの債務問題だ。日本代表のMF久保建英が所属するレアル・ソシエダ(スペイン)のメインスポンサーを昨季まで務めていたが、12月9日にクラブがあるスペインのメディアが1340万ユーロ(約24億4000万円)の債務を負っていると報じた。
ヤスダグループといえば2023年10月からメインスポンサーとして、ユニフォームの胸に同社の名前が記されていた。今年7月には契約内容が見直され、胸スポンサーから下りたものの、新たに5年間の包括的パートナーシップを結んでいたのだが…。
そんな中、今回の報道で再燃しているのが、日本ツアー未払い問題だ。7月27日にスペインの名門FCバルセロナが来日予定だったが、直前になってプロモーターとして関わっていたヤスダグループの費用未払いを理由に、バルセロナ側が中止を発表。
対戦予定だったJ1ヴィッセル神戸も根耳に水の知らせに大騒動に発展すると、神戸の親企業である楽天グループが未払い金500万ユーロ(約8億6500万円)を肩代わり。三木谷浩史会長兼社長がキャンセルになった飛行機の手配までして、急転直下、開催にこぎ着けた。
「親善試合の後、三木谷会長は未払い金について、弁護士に話をさせることを言及していた。続報が伝えられていなかったのですが、ソシエダへの未払い報道により、楽天との金銭問題はどうなったのか。ヤスダグループに批判の矛先が向けられています」
9月には、日本のサッカーメディアで、日本代表FW中村敬斗がフランス2部スタッド・ランスからの、ビジャレアル(スペイン)への移籍破談の裏で、ランスのスポンサーであるヤスダグループの圧力があったと、疑惑を報じたことも。
「ヤスダグループは23年10月に設立して以来、あっという間にサッカー界に食い込んだ。ただ、サッカー関係者の間でも何をしている会社なのか実態がわからず、資金力やコネクションも疑問視されています」(前出・サッカーライター)
トラブル続きで悪目立ちしてしまっているが、今回の金銭問題は、どんな結末を迎えるのだろうか。
(海原牧人)
編集プロダクションを経て、フリー転身。雑誌&WEBを中心にスポーツ、芸能、街ネタを執筆中。
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