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記事全文を読む→なんと「R-1グランプリ」準々決勝に挑むフリーアナ・石井亮次「視聴率No.1男」の「宮根誠司とはまるで逆」な関西人像
驚いたことに、大阪で行われた「R-1グランプリ2026」の2回戦を突破し、準々決勝進出を果たしたのはなんと、芸人ではない人物だった。
ピン芸人日本一を決める本大会には過去にも、本来は芸人でない斎藤工(俳優)や上原さくら(タレント)が出場しているが、2回戦突破となると、フリーアナウンサーの石井亮次が初めてのことだ。
石井が司会の情報番組「ゴゴスマ -GO GO!Smile!-」(CBCテレビ制作、TBS系)は、昨年の関東、名古屋、関西の三地区における同時間帯の年間平均視聴率でトップを獲得。関東地区では2024年に続いての首位であり、「順当」といったところだろう。CBCの地元である名古屋での首位は「ようやく」な感もあるが、宮根誠司のお膝元ともいえる関西で「情報ライブ ミヤネ屋」を抜いてトップになったことには、少なからず驚かされた。
以前、「アメトーーク!」(テレビ朝日系)で、ガンバレルーヤのよしこが相方のまひる、熊元プロレス(紅しょうが)と一緒にプライベートでディズニーシーに行った際の、こんなエピソードを披露していた。
「園内でくう(熊元プロレス)が急に立ち止まって『やばいねんけど、息できへんねんけど、宮根誠司おんねんけど』って(固まってた)」
これは昨年末の「アメトーーク年末6時間SP」で「2025年流行語大賞」に選ばれていた。
それほどまでに関西で圧倒的な人気を誇っていた宮根だが、その牙城にもいよいよ翳りが見えてきたということか。
そもそも宮根は島根県大田市の出身。しばしばそのエセ関西弁をネタにされてきた。それにここ最近は、妙に大物司会者ぶっているように見受けられて、みのもんたや小倉智昭なんかに通じるイヤーな匂いがプンプンする。
それに対して石井は大阪府東大阪市の出身で、ネイティブ関西人。しかし非関西人(というか関東の人間)が抱く関西人への勝手なマイナスイメージの「ずけずけした雰囲気」や「馴れ馴れしさ」のようなものが、彼の話し方や言動からは感じられない。よく言えば「スマート」、悪く言えば「毒が足りない」。そんなところが今の「人を傷つけない」ことが第一であるご時世に、ぴったりハマッているのだろう。
そのスタイルに合わせてなのか、当の「ゴゴスマ」の内容は、世界情勢や凄惨な事件・事故の話題に比べ、天気予報に割く時間が圧倒的に多い(ひどい時は放送時間の半分以上も)。
もちろん気象情報というのは農作物の育成においても、安全な生活を送る上でも大切であることは重々承知している。とはいえ、大して話すこともない相手と居合わせた時に、場を繋ぐために取り上げるような「暑い日が続いている」だの「急に寒くなった」なんて話題を延々とやっていることに、「またかよ」と文句のひとつも出てしまう。にもかからず、結局「ゴゴスマ」にチャンネルを合わせてしまうのは多分に、石井のキャラクターがあってのことなのだろう。
さて、冒頭の話に戻ろう。ウエストランドの井口浩之に「夢がない」とコケにされた「R-1グランプリ」だが、どっこい、フリーアナウンサーである石井が(どちらも喋りが仕事とはいえ)本業とは異なる「お笑い」の大会に挑戦する姿勢と、準決勝進出を果たしたというストーリーには、十分すぎるほど夢がある。
準々決勝は1月26日から28日に行われる。
「もう一回、ネタを練り直します。とにかく頑張ります」(石井)
ぜひこのまま駒を進めて、決勝戦の舞台に立ってほしい。ネタはやっぱり「お天気」だったりして!?
(堀江南/テレビソムリエ)
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