政治
Posted on 2026年01月15日 11:00

国会冒頭解散に便乗!吉村洋文「またかよ、大阪都構想」大阪ダブル選挙なぜやるかを橋下徹が「ウラ解説」

2026年01月15日 11:00

 にわかに動き出した「通常国会冒頭解散」。「大義なき解散」だとして野党は猛反発するが、同時に進行しているのが「大阪ダブル選挙」だ。
 これはすなわち、大阪府の吉村洋文知事(日本維新の会代表)と大阪市の横山英幸市長の辞職による出直しダブル選挙であり、過去に二度も否決をされた大阪都構想の民意を再び問うため、次期衆院選に合わせて行うというもの。

 これに元大阪府知事で維新創設者のひとりである橋下徹氏が、その背景を明かすとともに、見解を示した。1月14日の「旬感LIVE とれたてっ!」(関西テレビ)に生出演すると、次のように言及したのである。
「今、府議会、市議会は(維新が)過半数ありますから、ダブル選をやらなくても都構想の住民投票までいける。ただ、吉村さんが『都構想やりません』と言ったもんだから、それを変えるためにダブル選を使う。僕は『やらないと言ってきたけど、知事を続けてきた結果、やっぱり必要です。もう一回、住民投票をさせてください』と謝って言えばいいと思ってるけど、吉村さんはそれじゃ納得できない。謝るだけじゃダメだから、今回のダブル選を入れた」

 吉村知事のこの発言は、2020年に二度目となる否決の際の「政治家として大阪都構想に挑戦することはもうない。やり切った」というものだ。
 さらに橋下氏は、維新はもともと別のタイミングでダブル選挙に打って出る予定だったことを明かしている。

「なぜ維新が自民党と連立を組んだかというと、副首都法案をまず成立させて、それをきっかけに、6月くらいにダブル選をやる。そこから住民投票に向かうというのが、大きなシナリオだった。しかし今回、解散総選挙が行われて、このあと6月にダブル選ができる雰囲気になっているかわからないので、吉村さんはどうせやるんだったら今やると。これは(維新の市議会・府議会の)重鎮も反対してたんですけど、吉村さんの知事の活動を見ていると、あそこまで一生懸命やったんだったら反対できないよねという形で、最後はみんな了解しています」

 このダブル選には「大義がない」のほかにも「国保逃れの問題から目をそらすため」「独り相撲」など批判が多く、自民、公明、立憲民主は対抗馬を擁立しない方針といわれる。無投票当選の可能性が指摘されており、ならば勝つには勝つだろうが、はたしてそれで都構想に対する民意を得たと言えるのか、はなはだ疑問なのである。

(鈴木十朗)

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