政治
Posted on 2026年01月22日 11:30

「中道改革連合」に不協和音を広げる「創価学会と旧統一教会批判」大物比例候補者の言動…野田佳彦代表も「ターゲット」に!

2026年01月22日 11:30

 立憲民主党から新党「中道改革連合」に参加し、東京24区(八王子市)で出馬予定だった有田芳生衆院議員が急きょ、同区からの出馬を取りやめ、比例単独候補として出馬することになった。公明党の支持母体である創価学会批判を展開してきた有田氏では、対立候補の自民党・萩生田光一幹事長代行に対抗するための、学会からの支持を得られないと中道執行部が判断したとみられる。代わりに東京24区には、細貝悠都議を擁立する。

 八王子市は創価大学のキャンパスがあるなど、全国でも学会が強いとされる地域だ。有田氏は2024年の衆院選で、萩生田氏への「刺客」として送り込まれたが、裏金問題や旧統一教会とのズブズブの関係などから自民党の公認を得られなかった萩生田氏に、小選挙区で勝つことはできなかった。中道関係者は、
「細貝氏ならば、学会票が見込めるだろう」

 東京24区からは去ることになったものの、有田氏の存在は新たな火種となりそうだ。有田氏は比例単独で立候補し、全国11のどの比例ブロックにするかは、共同代表である野田佳彦氏に一任したものの、公明党出身者も比例単独で出馬することになっている。これでは旧公明党候補と学会批判を展開してきた有田氏が、同時に比例名簿に並ぶことになる。

 有田氏はXに〈全国を行脚して統一教会問題を訴えていく〉と投稿して意気込みを示した。立憲民主党は「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)問題に絡み、「政治と宗教」の関係を国会で追及してきた。有田氏はそのひとりだった。当時、与党だった公明党は、創価学会との関係にまで波及することを警戒していた。

 創価学会は比例を中心に新党を応援することになるが、そこに有田氏が含まれるとなると、
「支援を躊躇する学会員が出てくるだろう」(前出・中道関係者)
 さらに有田氏は、旧統一教会の内部文書「TM特別報告」を取り上げていく考えを示しているが、そこには自民党議員だけでなく、野田氏の名前も含まれている。野田氏は立憲民主党の調査では名前が挙がらなかっただけに、自民党を追及しようとすると、旧統一教会との関係がどうだったかがクローズアップされることになる。

 有田氏の言動は、新党「中道改革連合」に不協和音を広げることが大いに予想されるのだ。

(田中紘二/政治ジャーナリスト)

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