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記事全文を読む→「ディープフェイク動画」にアッサリ騙される中高年男性が「行き着く先」と「うますぎる話」
最近、SNSや動画サイトでよく目にするのが、海外の風俗街のような場所に若い女性がずらりと並び、こちらに手を振りながら愛想を振りまく動画だ。コメント欄には「夢の国」「行ってみたい」といった声が並ぶが、冷静に考えればどこか不自然。全員がカメラ目線で、撮影者も堂々としている。現実の置屋でこんな光景があるはずはない。だがそれを信じてしまうのは、主に中高年の男性だ。
彼らがネットに弱いわけではない。スマホは使えるし、SNSも見ている。ただ、「作り物かもしれない」と立ち止まる習慣がないのだ。ディープフェイク動画は海外、若い女性、規制のゆるい世界…欲望を絶妙に刺激する。そのため疑う余地がなく、あっさりと頷くのである。
問題は、信じた先に待っている現実だ。ある50代男性が体験談を語る。
「最初はただの動画だと思って見てたんですけど、急に『会員登録すればもっと見られる』って出てきて…。気づいたら名前とかクレジットカード番号を入れそうになって、待てよ…と。危なかったですね」
こうした動画の多くは単に面白い映像ではなく、怪しい海外サイトへの誘導や会員登録、投資や仮想通貨の勧誘などに直結している。本人は騙された感覚がほとんどなく、次の動画を探すうちに、いつの間にか金銭や個人情報を差し出すことになりかねない。
ディープフェイクは技術の問題というより、信じたい心を狙ってくる社会現象だ。海外の風俗動画だけならまだしも、次に信じるのが「うまい儲け話」や「正義の情報」だったらどうなるか。「うますぎる話ほど疑う」という習慣を持たない人は、あっという間に「次の客」になるのだ。
AIは確かに便利だが、食い物にされているのは、実は人間の方かもしれない。
(カワノアユミ)
アサ芸チョイス
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