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記事全文を読む→【シルクロードSの大ヒント】空前絶後の大波乱決着を呼ぶ「いつ走るかわからない」ムラ馬の「レース直前ブリンカー外し」作戦
2月1日に行われるGⅢ・シルクロードステークス(京都・芝1200メートル)は、空前絶後の大波乱決着になるかもしれない。超大穴馬券の激走候補に抜擢したいのは、出走馬18頭のうち最低人気かブービー人気がほぼ確定的な、カリボール(牡10)だ。
6走前のL・パラダイスS(東京・芝1400メートル)で「まさか!」の1着に飛び込み、単勝配当2万720円(14頭中14番人気)という超大穴馬券の立役者となっている。
もともとが「いつ走るかわからない」と言われてきた、典型的なムラ馬。パラダイスSで競馬ファンの度肝を抜いて以降も、GⅢやLやGⅡの芝の短距離戦線で11着⇒出走取消⇒9着⇒11着⇒13着と、いかにもムラ馬らしい惨敗が続いている。
とりわけ近走は最後の直線でレースをやめる傾向が顕著になりつつあるが、デビュー戦からカリボールのレースぶりを分析してきた筆者は、「集中力を切らさずにレースを運ぶことさえできれば、最後まで卓越したスピードを持続できる馬だ」と確信している。
今回も10歳馬にして初の重賞レース制覇をかけた戦いになるが、GⅢレベルならアッサリまであるポテンシャルを秘めた古豪と言える。
翻って今回の出走メンバーを見渡すと、先手を主張しそうなフィオライア(牝5)に続いて、番手はビッグシーザー(牡6)で落ち着きそうな展開。フィオライア同様、千直戦線から参戦してきたイコサン(牡6)の出方も気になるところだが、いずれにせよ、カリボールは3~4番手の好位につけられるだろう。
となれば今回、カリボールにとってレース展開は、大波乱となったパラダイスSとほぼ同じ。「集中力を切らさなければ」という条件はつくが、スピードの持続力にモノを言わせた一発大駆けの可能性は大いにあろう。
さらに踏み込めば「カリボール陣営は今回、輪乗りに入ったレース直前に急遽、ブリンカーを外す作戦に出るのではないか」と、筆者はみている。
ブリンカー効果は「ブリンカーを装着した時」とともに「ブリンカーを外した時」にも大きな威力を発揮する。前述したパラダイスSは前者(装着した時)に該当していたが、仮に今回、カリボール陣営が発走直前にブリンカーを外す電撃作戦を敢行すれば、アッと驚く大激走の可能性はさらに高まることだろう。
カリボールの単勝オッズは、低く見積もっても100倍以上。もとより大勝負にはなじまないケースだが、少額投資の単複馬券でズバリと仕留めたいところだ。
(日高次郎/競馬アナリスト)
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