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記事全文を読む→NHKが圧勝した「選挙特番」余計なゲストを呼ぶスタイルは惨敗という「ひたすら速報レポート」の時代
第51回衆院選の投開票が2月8日に行われ、自民党は単独で総定数465の3分の2にあたる310議席超を得て、過去最多議席となる歴史的大勝を収めた。
一方で、選挙前に立憲民主党と公明党が結成した中道改革連合は、公示前を大幅に下回り惨敗。
短い選挙期間となったものの、期日前投票の段階で各都道府県の投票率は2024年の衆院選を大幅に上回り、関心の高さをうかがわせた。
そこで気になるのが、テレビ各局の選挙特番の視聴率バトルだ。民放各局を上回るトップは、NHKの「衆院選開票速報」(午後8時から8時45分)の19.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。綿密な出口調査により、当たり前のように開票率0%の午後8時の段階で、候補者の「当選確実」を報じる「ゼロ打ち」を連発。全国各地に記者を配置している取材力の差を見せつけた。
民放トップは日本テレビ「zero選挙2026」の「第1部・PART1」(午後7時58分から9時)の10.1%。民放では唯一の2ケタ率で、昨年の参院選に続くトップとなった。
これに続くのは、テレビ朝日「選挙ステーション2026」(午後7時50分から9時)の9.0%。2024年の衆院選は民放トップだったが…。
日本テレビはフリーアナの藤井貴彦と嵐・櫻井翔、テレビ朝日は「報道ステーション」の大越健介キャスターと「ワイド!スクランブル」の大下容子アナがタッグ。いずれも視聴者にはおなじみの顔触れだった。
「テレビ朝日は他局よりも積極的に当確マークを付けていましたが、よりシンプルに当確情報を伝えたのが日本テレビだった」(放送担当記者)
爆笑問題の太田光を起用したTBS「選挙の日2026」(午後7時53分から午後11時)は5.7%。「Mr.サンデー」の宮根誠司と「Live News イット!」の宮司愛海アナをキャスターに据えたフジテレビ「LIVE選挙サンデー」(午後9時から10時)は4.3%と低迷した。
かつてはジャーナリストの池上彰氏を起用したテレビ東京は、今回も独自路線での「選挙サテライト2026」(午後7時55分から10時)を放送。しかし1.7%にとどまった。
「NHKはほぼほぼ余計なVTRなどを入れずに、選挙速報レポートに専念。今後は民放各局も、その傾向が強まるでしょう。余計なゲストのギャラはもはや不要に」(前出・放送担当記者)
NHKを脅かす民放局の選挙特番は出てくるか。
(高木光一)
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