政治
Posted on 2026年02月12日 11:15

参議院と地方議会で「公明党⇒中道改革連合」合流はムリだと断じられる「東京都のケース」小池百合子と全面対決になる

2026年02月12日 11:15

 中道改革連合は衆院選での大敗を受けて引責辞任する野田佳彦、斉藤鉄夫両共同代表の後任を決める代表選を実施する。2月12日告示、13日投開票の日程となるが、旧公明党の斉藤氏は、
「今後、参院や地方議員を中道に結集していく方向性だ」
 ところがその可能性を真っ向から否定したのが、元朝日新聞政治部記者だ。

 朝日新聞を退社したばかりの今野忍氏が2月11日放送のMBS毎日放送の番組で、公明党の中道改革連合への合流について、
「答えを言ってしまうと、ちょっと厳しい」
 例として挙げたのは、東京都の例だ。
「東京都議会で公明、自民、都民ファーストで小池百合子知事の与党です。地方も立憲と一緒になると、東京で野党になるということです。小池都知事と対決することになる。新宿(区)に創価学会の本部があります。そんなことしますかねと。地方議会を見ていると、合流できないってだいたい分かる」

 今野氏が指摘するように、公明党は自民党と連立を組んでいた時でも、自民党より小池知事が率いた都民ファーストとの連携を優先していた。都知事与党である自らの立場を捨てて、進んで野党の中道改革連合に合流することはありえない、というわけだ。
 そして斉藤氏ですら、
「地方議会の場合、いろいろな地域の事情もある。ひとつひとつステップを踏みながら、進めていかなければならない」
 合流にはタイムラグがあることを認めている。

 公明党は1994年に新進党結成に参加した際も、一部の参院議員や地方議員は新進党に加わらなかった。結局、新進党に参加していた公明出身議員たちは新進党崩壊に伴い、公明党に戻った。公明党出身議員が代表選には立候補せずに党の結束をいくら強調したとしても、今野氏が言うように、いずれ新進党の二の舞になる、との見方は強い。

(田中紘二/政治ジャーナリスト)

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