スポーツ
Posted on 2026年02月21日 10:02

イチローから大谷翔平へ「WBC連覇請負人」の宿命(3)「憧れるのをやめましょう」

2026年02月21日 10:02

 チームを一致団結させるためには、リーダーの立ち回りが大事となる。

 06年の第1回大会でも“世紀の大誤審”に落ち込むナインをイチローが鼓舞するシーンが見られた。

「敗戦翌日にみずから仕切って、ロサンゼルスの焼き肉屋で決起集会を開きました。イチローは『とにかくしっかりやってほしい』などと挨拶し、普段はあまり飲まない酒もずいぶん飲んだといいます。そんな一途な姿に同僚たちも『イチローってけっこういい奴なのかも』と見直し、翌日からチームの雰囲気がガラリと変わったのです」(スポーツ紙デスク)

 その後もイチローは、間断なくチームメイトの世話を焼いたという。

「川﨑宗則(44)や西岡剛(41)をアリゾナの別荘に招いたり、上原浩治(50)と松坂大輔(45)をアナハイムのラーメン店に連れて行ったりと“兄貴”としての役割を積極的に果たしていました」(スポーツ紙デスク)

 これが後の快進撃に繋がっていくことになる。

 対する大谷は、前回大会決勝前のミーティングで、「憧れるのをやめましょう」との格言でチームメイトを勇気づけている。

「周東佑京(30)がマイク・トラウト(34)のサインを欲しがったことが発端だといいます。ミーティング前に、周東の依頼を受けたスタッフがサインボールを選手たちに配っているのを大谷が見ていて、言わずにはいられなかった。大谷の一言でチームは活が入り、臨戦態勢が整った」(スポーツライター)

 たとえ逆境の場面でも、ポジティブな言葉を絶やさなかったようで、

「準決勝のメキシコ戦は、終盤までリードを許した苦しい試合展開でした。ベンチの雰囲気が悪くなりそうなタイミングで『簡単に勝ったら面白くないよ!』と、大谷が奮い立たせたことで、劣勢でも野球を楽しむ姿勢がチーム内に浸透した。村上宗隆(26)の逆転タイムリーに繋がったのは言うまでもありません」(スポーツ紙デスク)

 WBCを制した大会では、日本代表の中心に必ず世界のスーパースターの姿があった。「連覇請負人」の座は大谷に託された。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    政治
    2026年09月30日 20:00

    「再結集した公明としての新しい出発になる」記者会見で党勢拡大への意欲を示したのは、公明党の西田実仁幹事長だった。中道改革連合の分裂に伴い、離党した公明党出身の衆院議員28人が間髪を入れずに、元の所属先へと復党した。これで衆参両院合わせて49...

    記事全文を読む→
    女子アナ
    2026年10月04日 11:15

    宮根誠司アナが司会の「情報ライブミヤネ屋」(日本テレビ系)が10月2日に放送開始から約20年で最終回を迎えた。読売テレビ制作の関西ローカル放送として、2006年7月31日にスタート。2008年3月31日から全国ネット放送を開始すると、一時期...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    政治
    2026年10月05日 11:30

    アメリカ・トランプ大統領との首脳会談の場を利用し、高市早苗首相への的外れな口撃に終始したのは、中国の習近平国家主席だ。日本のメディアは米中双方が「同盟」という言葉をどう使ったかなどと、表層の言葉尻を捉えて大騒ぎしているが、完全に本質を見誤っ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/29発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク