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記事全文を読む→リニア中央新幹線「静岡工区」進展で沿線「立ち退き成金」に群がる「投資勧誘業者」と「大金バラ撒き豪遊生活」
夢の超特急がもたらしたのは、バラ色の未来か、それともドロドロの人間模様か。
今年に入り、長らく足踏みを続けていたリニア中央新幹線の静岡工区をめぐる議論がようやく、雪解けの様相を呈している。JR東海が提示した環境対策が一定の理解を得たことで、工事進展への期待が高まっているのだ。
だが着工の現実味が増すにつれ、沿線各県の「リニア特需」エリアでは、にわかには信じがたい狂騒曲が鳴り響いていた。
「静かな農村地帯に、突如として場違いな高級外車が走り回っています。用地買収に応じた地主たちが手にしたのは、一生かかっても使い切れないほどの、巨額の補償金。先祖代々の田畑を手放し、なかには数億円を手にした猛者がいるといいます」
そう語るのは、現地の事情に詳しい不動産業者だ。
ついこの間まで軽トラを転がしていた老人が、気がつけば「リニア成金」へと変貌。生活は一変し、昼間からスナックを貸し切り、数万円のチップをバラ撒く。そんな光景が、あちこちで目撃されているという。不動産業者が続けて明かす。
「当然、周囲の住民からは猛烈な嫉妬の炎が上がっています。土地の売却に応じない反対派の住民も多いため、地域によっては住民間での見えない溝が生じています」
さらに、この甘い汁を嗅ぎつけて、都会からハイエナが大挙して押し寄せているというから穏やかではない。不動産運用を提案する営業マンのほか、怪しげな儲け話を持ち出す投資コンサルなど群がっているのだ。
「彼らの自宅には連日のように投資勧誘の電話が鳴り、資料が送りつけられているそうです。欲に目がくらんだ高齢者が、あっさりと資産を食い潰されるというケースが今後、出てくるかもしれません」(地元関係者)
時速500キロで未来へ突き進むリニアの陰で、地方の村々は「金と欲」の泥沼に沈みつつある。開通のファンファーレが鳴る頃、そこで笑っている日本人はどれだけ残っているのだろうか。
(滝川与一)
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