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記事全文を読む→侍ジャパンの4番・吉田正尚「天覧試合で逆転弾」「2試合連発」でもレッドソックスでの地位が低い「厳しい戦い」
WBC一次リーグで侍ジャパンが3連勝し、C組1位でいち早く準々決勝進出を決めた。
天覧試合となった3月8日のオーストラリア戦は、7回二死で4番・吉田正尚の逆転2ランが飛び出し、4-3で振り切った。吉田は2戦連続アーチとなり、大会通算4本目でWBC通算では日本人トップに立った。試合後の吉田は、次のようにコメントしている。
「みんなでつかんだ勝利です。マイアミでも厳しい戦いが続きますが、一戦必勝で頑張ります」
この試合は天皇・皇后両陛下と長女の愛子さまがご来場。野球国際試合では全日本×ドジャース戦(1966年11月6日・後楽園)以来、60年ぶりである。
吉田が放った逆転弾は、昭和天皇と香淳皇后が初めてプロ野球を観戦した試合(1959年6月25日・後楽園)で長嶋茂雄が放ったサヨナラ本塁打とほぼ同じ時間となる歴史的一撃だった。
その吉田は、所属するレッドソックスでは「主力」ではない。2027年まで5年総額9000万ドル(約130億円)を結んでいるが、守備力が疑問視されているのだ。守備範囲が狭い、送球のレベルが低い、というのがその理由だ。そして今季も「DH枠」での起用が確実視されている。
「MLBのDHの評価の基準は『本塁打30本台』ですが、吉田は中距離ヒッターです。彼にとってはかなり高いハードルになっている」(MLBライター)
それではトレードか、という話になるが、レッドソックスとの契約は残り2年。
「その期間の合計年俸が55億円以上、加えて32歳ということもあり、レッドソックスがこの年俸のほとんどを負担しない限り、トレードの候補にはならない」(前出・MLBライター)
選手としてのレベルは決して低いものではないが、とにかくMLBでは「年俸が高すぎるベテラン選手」という評価なのだ。「マイアミでも厳しい戦いが続く」という吉田のコメントはチーム以上に、今季の自分自身の立ち位置が決まる重要な試合、ということを認識しているからだった。
(小田龍司)
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