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記事全文を読む→日本ハム・達孝太が今季初勝利を引き寄せた「ネット通販アイテム」は「ボールと棒が一体化した形状」
昨年は初登板から全て先発で7連勝のプロ野球記録を達成したイケメンエースが、今季は足踏み。日本ハムにとって、達孝太が勝てないのは心配のタネだったが、3度目の先発でやっと掴んだこの日の白星に、首脳陣は心底から安堵していた。
4月14日のロッテ戦で今季初勝利の達は開幕2戦目、ソフトバンク戦の先発を任されているが、
「実はそこで『異変』が起きていたんです」(北海道メディア関係者)
異変とは何か。
達は順調な滑り出しを見せたが、ソフトバンク打線が2巡目を迎えた4回、達の投球に対し、各打者がファウルで粘り始めた。この回だけで24球も投げてしまったのだ。5回には連打を浴び、31球を投げている。
試合後、達は粘られた4回を指して、こう言った。
「20球以上を投げたことで、これまでとは違う感覚があり、5回にその反動が出てしまった」
通常であれば、投手が1イニングに投げるのは15球ほど。4回、5回の2イニングで4イニング分に相当する球数を要してしまったことになる。
「ジョークなのか、達は『遅刻する夢を見るようになった』と話していました。先発陣で勝ちがなかったのは彼だけだった」(前出・北海道メディア関係者)
近年、100球目安で先発投手が降板するケースが定着してきた。投手の分業制が確立された時代ではあるが、球数制限に対するプロ野球解説者の意見は賛否様々だ。しかし1イニングに投げる球数の多さについては、100球目安に反対のプロ野球解説者も「注視すべき」としている。
「1イニングで20球を超えてくると、失点の可能性が高まります。疲労感で制球力がなくなったり、変化球のキレが悪くなったり。それを修正しようとして余計な力が入り、投球フォームを崩すこともありますね」(在京球団スタッフ)
金子千尋投手コーディネーターの「進言」で…
前回登板の4月4日、オリックス戦では投球フォームが乱れる兆候があった。6回途中で降板するまでに、128球を投げている。達の制球力からすれば「多すぎる」のは明らかで、初勝利を挙げたロッテ戦の結果次第では、新庄剛志監督は先発ローテーションの再編を考えなければならなかっただろう。
「ボールと棒が一体化した形状の練習アイテムを使って、ボールのキレや変化球の回転具合を確かめていました。金子千尋投手コーディネーターの進言だったそうです」(スポーツ紙記者)
チーム関係者などの話を総合すると、このグッズはスポーツメーカーに特注したのではなく、ネット通販で見つけたそうだ。金額は不明だが、これで立ち直ったのだから、お安い買い物になったことは間違いない。
球数と感覚、投球フォームの乱れ。投手はデリケートだが、ちょっとしたことがきっかけで立ち直れるようだ。
(飯山満/スポーツライター)
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