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記事全文を読む→和久田麻由子の「NHKへの苦言」でわかった「アナウンサーの働き方改革」をしないとどんどん退局する「時代遅れの育成法」
NHKの井上樹彦会長が定例会長・メディア総局長会見を4月15日に行い、3月末に退局した和久田麻由子アナウンサーについて言及した。
和久田アナは「おはよう日本」「ニュースウオッチ9」などの看板報道番組をはじめ、「紅白歌合戦」の司会や東京五輪の開会式の中継などを担当し、エースとして活躍していた。
しかし3月末に退局していたことや、日本テレビの新報道番組のキャスター就任が報じられるも、NHKからの発表はなし。
そうこうするうちに、4月25日にスタートする新報道番組「追跡取材 news LOG」のメインキャスター就任が発表された。
2児のママである和久田アナは、新番組の会見で、
「もう少し柔軟な働き方を望むようになりまして、その気持ちが葛藤もありながら少しずつ膨らんでいった」
NHKを退局した理由をそう明かしている。
そして井上会長が和久田アナについてコメントしたことはといえば、
「NHKとしてお答えすることは特にありません。個人に関することはお答えしないということです。NHKの中では次世代を担うアナウンサーの人材は、確実に育ってきております」
定期的にシャッフルされ外されてしまう
さるNHK局員はこれに渋い表情である。
「新番組会見での和久田アナの発言は、完全にNHKに対する苦言でしたね。そもそも根本からアナウンサー採用や勤務体制を見直して働き方を改革しないと、今後も将来有望なアナウンサーがどんどん退局して、フリーに転身するでしょうね」
現在、民放キー局では武田真一、有働由美子、神田愛花、中川安奈ら、幅広い年代の元NHKアナが活躍中だが、退局を選んだのは納得だと、このNHK局員は言うのだ。
「NHKでせっかくやりたい番組であっても、定期的にシャッフルされ、外されてしまう。それに初任地は地方で、優秀な人材ほど短い期間で東京に栄転というスタイルはもはや、時代に合っていません。全国の各局単位で採用して、その地に根付いたアナを育成するのが、現代に合ったやり方ではないでしょうか」
18年ぶりにNHKの生え抜きとして会長に就任した井上氏ならば、改革を断行できるはずだが。
(高木光一)
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