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記事全文を読む→ワークマン「和紙Tシャツ」汗で貼り付かない「さっぱりドライ」はありそうでなかった「脱・不快感」
汗ばむ季節になると、中高年男性はTシャツ一枚でも憂鬱になる。電車を降りた瞬間、背中に布がぴたっと貼りつく感触。冷房の効いた店内で襲ってくる、ひやりとした汗冷え。かといって、肌に吸いつくコンプレッション系(伸縮性が高い機能性ウェア)のインナーは年々、きつく感じる。
涼しくしたいが、締めつけられたくない。そんな贅沢な要求に、意外なところから答えが出た。素材は「和紙」である。
ワークマンが展開する「和紙衣(わしい)」シリーズの一枚に「和紙衣半袖Tシャツ」(税込1500円)がある。和紙と聞くと破れそうに思えるが、これはポリエステル75%に分類外繊維(紙)25%を組み合わせた、れっきとした衣料品だ。糸のコアにポリエステルを通すことで強度と伸縮性を担保しつつ、肌に触れる面に和紙繊維のドライな感触を当てる設計になっている。
和紙の役割はシンプルだ。汗を吸い、熱を逃がし、サッと乾く。背中に貼りつく前に湿気が抜け、冷房に入った瞬間のヒヤッとした不快感は軽くなる。コンプレッション系のように体に貼りつかず、それでいてベタつかない。ありそうでなかったポジションである。
公式サイトのレビューには、運動やガーデニング用に重宝しているという声、生地の厚さがちょうどいいという声、コンプレッション系が苦手な人に勧めたいという声が並ぶ。透けるほど薄いインナーではなく、一枚でしっかり着られる厚みがあるという点も、体型を気にし始めた世代には心強い。
電車移動・散歩・買い物・草むしり・ゴルフ練習まで
実用面の作り込みも、さすがワークマンというべきか。シワになりにくいイージーケア仕様で、洗濯後の扱いもラクだ。繰り返し着ても毛玉になりにくい。胸ポケット付きで、近所のコンビニに出る際の小銭やキー、老眼鏡などを放り込んでおける。カラーはブラック、ホワイト、ベージュ、オレンジの4色で、サイズはM、L、LL、3Lまで揃う(オレンジのみ3Lなし)。
使い道は広い。電車移動、休日の犬の散歩、ホームセンターでの買い出し、庭の草むしり、ゴルフ練習の打ちっぱなし、車で出かける日のドライバーズシャツ。汗をかく場面なら、どこにでも入っていける。そしてなにより、これで1500円。合わなかったとしても、痛い出費にはならないだろう。
夏のTシャツに必要なのは、もはや派手な色やロゴではない。汗をかいた後にどれだけ不快感を減らせるか。その一点に尽きる。和紙衣シリーズには他にポロシャツやショートパンツがあるが、まずはこの半袖Tシャツから入るのが手堅い。汗との付き合い方を、和紙が変えてくれるかもしれない。
(ケン高田)
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