社会
Posted on 2026年05月21日 12:00

東京ビッグサイト「不登校の子供たち」が発表した「保護ねこ支援」驚きの調査視点/ケイリン女王・高木真備の「保護ねこ生活」

2026年05月21日 12:00

 みなさんこんにちは! 高木真備です。まだ5月なのに蚊に刺されました…。もう夏が来るのかと思うと、1年の早さにびっくりしています(笑)。 

 さて先日、東京ビッグサイトで開催されたEDIX東京に行ってきました。一見すると動物保護活動とは関係がなさそうなイベントですが、実は「NJINアカデミー」という不登校の子供たちが通うフリースクールが出展していて、そのブース内のステージで、保護犬猫について調べた子供たちが発表を行うことになっていたんです。私もその場に立ち会わせていただきました。

 当日までにZoomで打ち合わせをして準備を進めていたのですが、最初は「簡単な顔合わせかな」というイメージでした。ですが、画面越しに集まった子供たちは想像以上にたくさん調べていたり、真剣に勉強してくれていて、「力になりたい」という気持ちがすごく伝わってきました。

 そして、特に印象に残ったことが2つあります。
 まずひとつは「いくらあれば何が買えるのか」を調べ、具体的な支援物資と金額を発表していたことです。
「100円なら自分にもできるかも!」と思ってもらえることで、支援へのハードルを下げることができる。これは私が普段から伝えたい「無理のない範囲で協力してほしい」という思いに繋がっていて、子供たちの視点にとても勉強させられました。 

 そしてもうひとつは「保健所の職員さんが悪いわけではない」と話していたことです。最初は「犬猫を処分するなんてひどい」と感じたそうですが、調べていくうちに、動物が好きな職員さんたちが苦しい思いを抱えながら、仕事として向き合っていることを知ったと話してくれました。

 小中学生のみんながそこまで考えていたこと、そして「誰が悪い」で終わらせるのではなく「どうしたら殺処分をなくせるのか」に及んだことに、本当に驚かされました。
 これから未来を作っていく子供たちと一緒に20年後、30年後には殺処分ゼロが当たり前になっている社会を目指していきたいと、改めて感じました。

武雄競輪場「わんにゃんフェスティバル」リニューアル&譲渡会も

 そして迎えた当日。みんなで調べたことを代表して、一人の女の子がステージに立ちました。始まる直前まで何度も練習していて、自分の考えを大勢の前で話す勇気の大きさを知っているからこそ、その頑張りに胸を打たれました。

 活動を続けていると「もっと影響力が必要なのかな」「もっと大きなことをしないと届かないのかな」と迷うことがあります。 でも今回、子供たちと関わらせてもらって改めて感じたのは、「自分にできることをする」ことの大切さでした。
 まず、知ろうと調べてみること。誰かに伝えてみること。そんな小さな行動がきっと、未来を変えていくんだと思います。 

 今回、出会った子供たちのように、一生懸命考えてくれている人たちがいることを知って、とても心強くなりました。こうして同じステージに立たせていただけたこと、本当に感謝しています!

 そして次回のイベントは2026年5月24日(日)、武雄競輪場(佐賀県武雄市)にて「わんにゃんフェスティバル」の開催です。毎回、続けているクイズコーナーがリニューアルしました。譲渡会もあるので、ぜひ遊びに来てくださいね!
 
(高木真備)
たかぎ・まきび●1994年8月17日生まれ。2014年に競輪選手としてデビューし、2021年ガールズグランプリで優勝して年間女王になる。2022年に競輪選手を引退し、その後は犬猫の保護活動に携わっている。

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