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記事全文を読む→登録者数64.5万人の旅系YouTuber「活動休止」で見えた「もっと危険なところへ」「超過激映像」の生存競争
旅系YouTuberが好きな視聴者は、登録者数64.5万人を誇る「EXIT JACK」のマンペー氏が活動休止を発表したと知って、大きな衝撃を受けたことだろう。動画の中で本人は心身の疲労を理由に挙げていたが、あまりに唐突な決断だった。
旅系YouTuberというと、世界中を飛び回る自由で華やかな仕事というイメージが強い。だが実際には視聴者に「もっと刺激的な映像を」と求められ続ける、過酷な再生数競争が存在する。
ひと昔前なら、海外の街並みや現地グルメを紹介するだけでも十分にファンを獲得できた。ところが今は、それだけではすぐに埋もれてしまう時代だ。
代わって存在感を増しているのが、スラム街への潜入取材や治安の悪化したエリアへの訪問、犯罪多発地帯や紛争地域への渡航など、「危険」そのものを見せ場にしたコンテンツである。
その筆頭格として名前が挙がるのが、旅系YouTuberのバッパー翔太だ。南米、中東、アフリカといった危険地帯に足を運び、現地の生々しい実態を伝える動画で支持を得てきた。
もっとも、常に危険と隣り合わせの撮影が精神面と体力面に大きな負荷をかけているであろうことは、想像に難くない。
視聴者の期待を超える映像を撮り続けるプレッシャー
旅系YouTuberの世界では「次はさらに危険な国へ」「もっと過激な場所へ」と企画がエスカレートしていきやすい。過激なサムネイルやタイトルほどクリックを稼ぎやすく、アルゴリズムに評価されようとするうちに、自然と刺激の強さを競う流れが生まれてしまうのだ。
マンペー氏の活動休止が、こうした事情だけに起因すると決めつけることはできない。ただ、長期にわたって世界各地を転々としながら、視聴者の期待を超える映像を撮り続けなければならないプレッシャーが重くのしかかっているのは確かだろう。
これは一人の人気YouTuberの活動休止というニュースにとどまらず、華やかな旅動画の裏側にある「過激化競争」という業界事情をあらためて突きつけた出来事だったのである。
(旅羽翼)
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