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記事全文を読む→【マイクロソフトが警告】Windows「Cドライブ空き容量」が減ったら「絶対にやってはいけないフォルダー削除」…ではどうするか
写真や動画、仕事の資料が積み重なるうち、Cドライブの空き容量が減り、残量表示が赤くなることがある。空きを増やそうとフォルダーごとの使用量を調べると、見覚えのない「C:\Windows\Installer」が何十GBも占めている場合がある。名前から「インストール後に残ったゴミだろう」と考え、中身を丸ごと消したくなる気持ちはわかる。しかも削除後は空き容量が増え、その時点ではWindowsもアプリも動いているように見える。ここが最も厄介な点だ。
日本マイクロソフトのサポートチームは9月上旬の公式ブログで、このフォルダーを削除しないよう注意を呼びかけた。「C:\Windows\Installer」は、アプリの保守に必要なファイルを保存する領域だ。インストール用パッケージのMSIファイルや、更新プログラムを適用するためのMSPファイルなどが格納されている。これらは製品の更新、不具合が起きた際の修復、アンインストール、適用済み更新プログラムの管理に使われる。
問題が表面化するのは、次にアプリを更新、修復、またはアンインストールしようとした時だ。必要なファイルが見つからず処理が止まり、「インストール元が見つからない」といったエラーが記録される。容量を空けるために消したはずなのに、不要になったアプリすら削除できない。普段の作業では支障が出ないため、何カ月もあと「になって初めて気付くことになる。
しかも復旧は簡単ではない。キャッシュ内のファイル名は元の製品名とは異なる場合があり、作成日や容量だけでは何のアプリ用か判別できない。さらにキャッシュはそのパソコン固有のインストール状態に対応しているため、別のパソコンから似たファイルをコピーしても、正常に動く保証はないのだ。欠損の程度によっては、製品の開発元が案内する手順での復旧や、Windowsとアプリの再インストールが必要になることもある。
Windows正規機能で「クリーンアップ対象候補」「ストレージ センサー」へ
容量不足を解消するため、キャッシュの一括削除を謳うサードパーティー製ツールに頼りたくなる人もいるだろう。しかし、こうしたツールが一律に安全とはいえない。日本マイクロソフトは、使用する前に対象アプリの開発元へサポートの可否を確認するよう求めている。
Cドライブが逼迫した場合はまず、Windowsの正規機能を使いたい。Windows 11では「設定」から「システム」「ストレージ」へと進むと、「クリーンアップ対象候補」や「ストレージ センサー」が表示される。一時ファイルやごみ箱の中身など、削除候補を確認しながら容量を整理できる。
「C:\Windows\Installer」の容量が気になっても、中身を直接削除してはいけない。原因となるアプリを確認し、その開発元が案内する方法に従う必要があるのだ。
巨大なフォルダーだからといって、不要なファイルの集まりとは限らない。残量表示が赤くなった時ほど、Windowsが用意した正規の機能から手を付けてほしい。
(ケン高田)
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