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記事全文を読む→ポイントサイトに「トクリュウ」の魔の手!海外からのアンケートで資産状況や在宅時間を聞き出す「案件屋」の新手口
匿名流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」による凶悪犯罪が日本国内で多発する中、事前に個人情報を収集してターゲットを定めた上で具体的な犯罪計画を立案する「案件屋」の存在がクローズアップされている。
案件屋が個人情報を収集する手口としては、世論調査や統計調査などを装って資産状況や家族構成、在宅時間などを電話で聞き出す手法がよく知られている。このようにして集められた個人情報は「闇名簿」として犯罪グループ間で共有され、侵入窃盗や侵入強盗、さらには特殊詐欺などの標的選定に利用されているのだ。
ところが最近は「ポイントサイト」を悪用した「新たな手口」が横行し始めているという。案件屋の動向に詳しいITジャーナリストが指摘する。
「東南アジアなどの海外に拠点を置くトクリュウや特殊詐欺グループが、ポイント付与の対象となるアンケートで個人情報を収集するというものです。その際、犯罪グループの主要な情報源となっているのが『海外からのアンケート』。日本国内で運営されているポイントサイトは広告主やアンケートの内容などを厳重に審査していますが、海外のマーケティング会社や調査仲介会社などを経由して提供されるアンケートには、審査の目が届きにくい。犯罪グループは、その弱点を巧みに悪用しているのです」
個人情報の機微にかかわる詳細な回答を求められたら…
海外からのアンケートに見られる最大の特徴は「犯罪グループが作成した不自然な日本語」である。しかし翻訳ツールを使った精度の低い日本語であっても、一般の利用者は「海外発のアンケートだから少し不自然なのだろう」と安易に考え、アンケートが放つ違和感や危険性をしばしば見落としてしまうのだ。
では、ポイ活に励む一般の利用者はアンケートに回答する際、どのようにして犯罪グループの魔の手から身を守ればいいのか。ITジャーナリストが続ける。
「犯罪性のないアンケートでも所得や資産の状況、家族構成、居住形態などを聞かれることはままあります。しかし具体的な年収額や貯蓄額、利用している金融機関名、詳しい居住地、日中の在宅時間や留守にする時間など、個人情報の機微にかかわる詳細な回答を求められた場合は、犯罪グループによるアンケートと考えて間違いありません」
怪しいアンケートに接した際は「ただちに回答を中止する」のが最善手。加えて「運営サイトに通報する」ことで、被害の拡大を防ぐことができる。
(石森巌/ジャーナリスト)
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