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記事全文を読む→在来線特急「駅弁ショートトリップ」片道2時間!心と体を「日帰り劇的リセット」してみませんか
シルバーウィークが目前に迫ってきた。とはいえ、日々の激務に追われるビジネスマンにとって、数日間の連休を確保して遠出するのはなかなか骨が折れる。
ならば「1日だけ羽を伸ばしたい」と願う大人に提案したいのは、ターミナル駅でこだわりの駅弁を買い込み、在来線特急に揺られて日帰り往復する「駅弁ショートトリップ」だ。
新幹線のような圧倒的な高速移動は快適だが、車窓の景色はあっという間に後方へと飛び去ってしまう。その点、適度なスピードで町並みや自然を縫うように走る在来線特急は、初秋の移ろう景色を愛でるのに最適。
都心ならば東京駅や新宿駅の駅弁売り場には、全国の有名弁当や秋の限定品がズラリと並ぶ。
目的地で名所を忙しく巡るのではなく、「車窓を眺めながら美味い弁当と酒を嗜むこと」自体を目的に据える旅のスタイルが、胃袋と旅心を摑むのだ。
オススメのルートを挙げてみよう。
東京を起点とした場合、新宿駅から中央線特急「あずさ」や「かいじ」に乗り込み、山梨方面へ抜けるコースがある。JR新宿駅で駅弁を買うなら、南口改札内の「駅弁屋 祭 セレクト」一択だ。
都心の喧騒を抜け、勝沼ぶどう郷周辺に広がる一面のぶどう畑や南アルプスの山並みを望みながら、季節限定の「秋のおべんとう~栗おこわ」(税込1000円)や「松茸ごはん折詰」(税込1880円)に舌鼓を打って、ひと足早い秋を味覚から堪能するのも悪くない。
小田急で箱根・西武鉄道で秩父・東武鉄道で日光もよし
東京駅から東海道線の特急「踊り子」に揺られ、相模湾の青く穏やかな海景を眼下に進むルートも捨てがたい。東京駅は各地の駅弁が手に入る「日本一駅弁が多い駅」。全国有数の人気を誇る山形の「牛肉ど真ん中」(税込1620円)や新潟発の「えび千両ちらし」(税込み1800円)など、地方の駅弁を購入できるのが魅力だ。
ルートと行先選びは、片道2時間以内の場所に絞るのがいい。私鉄でも小田急で箱根、西武鉄道で秩父、東武鉄道で日光などもいいだろう。現地に温泉があれば、短い時間でより非日常感を味わえる。
わずか1日の投資で心身を劇的にリセットする大人の知恵。シルバーウィークの座席確保が困難ならば、次の休日に始発駅でお気に入りの折箱を買い求め、秋風香る特急列車のシートにゆったりと身を委ねてみたい。
(高島昌俊)
アサ芸チョイス
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