社会
Posted on 2026年09月20日 09:45

夏のダメージ蓄積「抜け毛」激増の初秋に必ず実践すべき「風呂場でのケア」と「逆効果な行為」

2026年09月20日 09:45

 9月中旬を過ぎると、朝起きた瞬間の枕元や、シャンプーを終えた後の排水口を見て思わず息を飲む男性が急増する。真夏の強烈な紫外線、ダラダラと流れた大量の汗、そしてエアコンの冷風による極度の乾燥。これら過酷なダメージが蓄積した初秋は、1年の中で抜け毛が爆発的に増えやすい危険なシーズンだ。将来の毛量を守り抜けるかどうかの分水嶺は、まさにこの時期のケアにかかっている。

 ところが焦るあまり、自己流の間違った対策に走る御仁は少なくない。頭皮事情に詳しいメンズ美容ライターが解説する。
「頭皮が紫外線で酸化し、硬くこわばっているこの時期に、爽快感や脱脂力を売りにした強力なスカルプシャンプーで力任せにゴシゴシ洗うのは、完全な逆効果です。必要な皮脂まで根こそぎ奪われ、頭皮環境はかえって砂漠化してしまいます。まず見直すべきは、洗髪前の『予洗い』。38度前後のぬるま湯で2分から3分ほど頭皮をしっかり揉み流すだけで、汚れの約7〜8割は落ちます。シャンプー剤は手のひらでしっかり泡立て、指の腹で泡を転がすように洗うのが鉄則です」

 洗髪時のマッサージにも盲点が存在する。薄毛が気になる頭頂部ばかりを直接揉みがちだが、
「頭頂部には自力で動く筋肉がありません。下から血流を押し上げるために、太い血管が通る『耳の上(側頭部)』や『うなじ周辺(後頭部)』の筋肉を両手で挟み、円を描くように頭頂部へ向かってじっくりほぐし上げるのが正しいアプローチです」(前出・メンズ美容ライター)

日々の晩酌の肴に取り入れるべき食材

 同時に髪の主成分となるタンパク質や、毛母細胞分裂を促す亜鉛の摂取は欠かせない。納豆や豆腐、牡蠣や赤身肉などを日々の晩酌の肴に賢く取り入れるのが理想的だ。

 近年は地球温暖化で平均気温の上昇に伴い、夏の期間が長くなっている。
「つまり、それだけ頭皮に蓄積されるダメージが増えている。これらのケアをこの時期だけでなく、日頃からやっておくがいいですね」(前出・メンズ美容ライター)

 高額な育毛サロンへ慌てて駆け込む前に、毎日の入浴習慣をわずかに見直すだけで、頭皮環境の回復スピードは劇的に変わる。今夜のバスタイムから正しいケアを実践し、秋風に怯えない健やかな頭皮と清潔感を保ち続けたい。

(滝川与一)

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