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記事全文を読む→カブス・鈴木誠也に急展開!1年延長契約「36億6000万円」提示で残留か否かを決める「家庭内代理人」の敏腕ぶり
シカゴ・カブスの鈴木誠也にクオリファイングオファー(QO)が提示された。これに対し「QOを受け入れるのではないか」との予想が出ている。
QOとは、フリーエージェントとなる選手に対し、在籍チームが「その年のメジャーリーグ全体の年俸ランキング上位125位までの平均年俸額」を選手側に提示し、それを受け入れるのであれば1年の契約延長となるシステム。拒否して他球団と交渉することも可能だ。
「QOを受け入れるケースは、全体の10%ほどです」(現地記者)
鈴木はカブスとの5年契約を満了した。今季年俸は1800万ドル(約27億円)であり、QO規定額は2315万ドル(約36億6000万円)だから、1年延長を選択すれば大幅昇給となる。しかし、地元メディアが残留を予想するようになった理由は、カネの問題ではない。
カブスがワイルドカードシリーズで敗れた後、鈴木は地元放送局「Marquee Sports Network」から、去就について質問された。そこで鈴木は「(シカゴでの)思い出を語り出したら3時間ぐらいかかっちゃいますけど、いいですか」と聞き返している。その「シカゴ愛」が残留予想の根拠だが、鈴木はこうも語っていた。
「家族もシカゴをすごく気に入っているんで」
メジャーリーグ挑戦に向けて動いていた2021年オフ、鈴木は元新体操日本代表の畠山愛理夫人を同席させている。獲得交渉に乗り出した球団側は「奥さんも何か質問があれば」と話を向けたが、彼女はそれまでの日本人メジャーリーガー夫人とは全く違った。
「球場周辺の治安や税金、学校環境などを質問する奥さんは、これまでもいました。彼女は日本食の材料を売っているスーパーの有無だけではなく、その金額や周辺住宅街の光熱費の平均額などを質問していました」(アメリカ人ジャーナリスト)
今オフのFA市場には強打の外野手が少ない
愛理夫人は現役時代、海外での合宿や遠征で苦労した経験がある。日本食の食材を扱うスーパーマーケットが見つかっても、高すぎて手を出せなかったこともあったという。そんな夫人の詳細かつ具体的な質問に対し、メジャー球団側は回答に窮する場面があり、
「奥様は代理人が務まりそうですね」
とのお褒めの言葉をもらったそうだ。
先の現地記者が言う。
「今オフの米FA市場には、強打の外野手が少ないんです。QOを提示された選手を獲得した球団は旧在籍チーム対し、ドラフト指名権を渡さなければなりません。鈴木へのQOは、ナ・リーグのライバル球団への牽制が含まれています」
鈴木の去就はどうなるのか。それは「家庭内敏腕代理人」次第だ。
(飯山満/スポーツライター)
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