エンタメ

「もはやテロ行為!」ラブライバーが名門大学でおぞましすぎる大暴れ

20150725loveliver

 手を変え品を変えの特典商法で、毎週末のシネコンを早朝からジャック。続々と公開される大作映画の影響で上映回数こそは減少しているものの、公開6週を過ぎても映画「ラブライブ!The School Idol Movie」が好調だ。“ラブライバー”と呼ばれるリピーターによって、週末のチケットは軒並みソールドアウト。まもなく興収20億円に達するという(うち、リピーターで約13億円)。

 しかし、存在を知らない人にとっては近づくのもはばかられるそのいでたちや、勝手に市民権を得ていると勘違いしているラブライバーたちの暴走行為は止まらない。

 7月22日の長野県。信越地方の名門大学で知られる信州大学の掲示板に“テロ行為”とすら思われるおぞましい貼り紙が100枚以上も貼られ、ツイッターなどで騒ぎとなった。

 信州大学在学中のラブライバーが、推しキャラの「矢澤にこ」の誕生日を祝うとして、「にこちゃん誕生日おめでとう!!」の見出しがついたピンクのチラシを、他の部活やサークルのチラシの上から貼りまくり、掲示板は一面ピンク色に染まってしまったようだ。そこにはキャククターの図柄、「これからも一生ついていく」で締める“犯人”の熱い思いなどが記され、こともあろうに「信大ラブライ部新人部員募集」とツイッターIDまで記されていた。

 もちろん、そんな「ラブライ部」などという活動は大学に認可されていないもので、犯人の学生は大学から呼び出され、チラシも午後には撤去されたようだ。これにはツイッターを通して、「テロそのもの!病的すぎる!」「同じ信大出身者として本当に恥ずかしい」「こんなことするから全員アタマがおかしいと思われるんだ!!」「自分の子供がラブライバーだったら縁を切る」とドン引きコメントが殺到した。

 もはや信仰が過熱する一方のラブライバーだが、最後のひと儲けとばかりに映画の入場特典は、今週末の7週目は「描き下ろしイラストポストカード3種類」、翌週8週目は「メンバーといっしょに海外旅行~旅のしおり~」と、もはや異次元のアイテムすら用意されている模様。

 映画公開から2カ月、毎週のようにお布施を落とし続けるラブライバーだが、常軌を逸した行為だけは止めてもらいたいものだ。

(村岡タクミ)

カテゴリー: エンタメ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
3
これはアキレ返る!「水ダウ」手抜き企画は放送事故級の目に余るヒドさだった
4
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)
5
また出た!広島カープに「ベテラン選手の不倫デート発覚」下半身コンプライアンス崩壊