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記事全文を読む→「安保法案にNO!」長渕剛、くるり、SHELLY…業界タブーを破る芸能人たち
参議院で与野党のせめぎ合いが続いている安全保障関連法案。各種の世論調査では、法案に反対する声も強い。そんな中、芸能界からも安倍政権の方針に反対の声があがり始めている。
先月放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系)での発言が話題となっているのが長渕剛だ。
「いまのこの流れでいくと、理屈はわからないんですけどね、感覚論としてね、戦争が近づいている気がするの。もう紛れもなくそこに近づいている気がしますよ。それをね、僕たちはどうやって阻止すべきかってことを非常に真剣に考える局面がありますよ」
同じ音楽界では、くるりの岸田繁もツイッター上でかなり突っ込んだ発言をしている。
「侵略戦争こそが非であり、加担は下衆だと胸を張って言おう。ニコ動での首相からのアホアホ例え話聞いて、あれは歴史に残る国民への侮辱だと思いました」
バラエティ界からは、タレントのSHELLYが衆議院で強行採決された日、ツイッターに次のように投稿した。
「この時代にこんな事がありえるの? とテレビを見ながら不信感しかないです。そんな中、今も雨の中デモを続ける方々は本当にかっこいいと思います。若い世代が立ち上がってる事を誇りに思います」
このツイートに対し、ネット右翼と見られる安保法案肯定派からの批判が殺到し、ツイッターは大炎上。「外国籍のハーフタレントは黙ってろ!」といった中傷も少なくなかった。このようなケースでは、謝罪や閉鎖などで逃げるタレントが多いが、SHELLYはひるむことなく切り返した。毅然かつ軽妙なコメントによって炎上は鎮静化しつつある。
元プロレスラーでタレントの高田延彦も、かつての闘いぶりさながらの小気味いいツイートで安保法案を正面からこう批判している。
「安倍氏は『おごりや油断が生じれば‥‥‥』と述べたらしいが、本人が先頭に立って驕っている事実にまったく気づかない」「憲法のスペシャリスト、オーソリティーが異口同音に憲法違反だと宣言しているのに、政権から出てくるのは苦しまぎれで低レベルな言葉の羅列。高村氏の『憲法学者はどうしても憲法の字面に拘泥する』という言い草はナニ? ご都合主義も甚だしい」
馳浩を筆頭にプロレスから政治の世界に転身する例は少なくないが、その多くは保守勢力に身を置いている。それだけに、彼らと一線を画する高田の発言は意外性も含めて話題となっている。
その他、渡辺えり、鴻上尚史といった演劇人からも反対の声があがっている安保法制。CMやテレビ出演などを気にして政治的発言はタブーとされてきた日本の芸能界も変わりつつあるのか。政権の思惑どおりゴリ押しで成立させたとしても、この火種はしばらく鎮火しそうにない。
(金子良太)
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