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記事全文を読む→関西テレビ、ドラマ「HEAT」大爆死でフジテレビへの発言力が急低下!
ドラマ「HEAT」(フジテレビ系)が8月11日放送の第6話で、2.8%という記録的な低視聴率を記録した。前クールのドラマ「戦う!書店ガール」を下回る数字となったことで、両ドラマの製作を担当している関西テレビは厳しい状況に追い込まれたかもしれない。
「HEAT」が放送されている火曜22時枠は、民放局のプライムタイム(19時~23時)としては唯一、準キー局が製作する枠として知られている。しかも今回の「HEAT」では早くも映画化が発表されるなど、関西テレビにとってはかなり力が入っているドラマだったはずだ。
その映画「DRAGON」で関テレは、KADOKAWAとタッグを組む。そこで気になるのがフジテレビとの関係だ。フジテレビが映画製作に積極的なのは有名で、かつては「踊る大捜査線 THE MOVIE」、最近では「HERO」とヒット作は数多い。通常ならドラマの映画化ではフジテレビが主導権を握るが、この「HEAT」から「DRAGON」の流れはあくまで関テレが主導しており、異例の体制となっているのだ。
これで「DRAGON」がヒットすればまだいいが、もし興行成績が振るわなかった場合には、ドラマも映画もコケさせたとして、関テレに対する風当たりは相当なものになるだろう。しかも、ただでさえ関テレはフジテレビに対してライバル心をむきだしにしているという。フジテレビ関係者はこんなエピソードを教えてくれた。
「FNS27時間テレビの中継では、関テレが持ち時間を超過するのは毎年恒例です。フジテレビ側のTK(タイムキーパー)が『もうどうなっても知らないぞ!』とサジを投げたこともあります」
このエピソードに象徴されるのは、関テレの自由奔放な振る舞いだ。阪急阪神東宝グループの一員というプライドもあって、関テレには「フジテレビ、なにするものぞ!」という気概があると言われている。フジテレビの深夜番組が関テレではほとんど放送されないのもその一端だろう。
そして関テレは今回、フジテレビのお株を奪う形でドラマの映画化に乗り出した。大手出版社とタッグを組み、EXILEという大人気グループを起用し、消防庁まで巻き込んだ今回のプロジェクト。これが成功すれば、フジテレビが築き上げたビジネスモデルを自力で達成できるわけである。
一方でこのプロジェクトが失敗してしまったら、フジテレビに対する発言力が大幅に低下する可能性は高い。いまや関テレは「HEAT」をなんとか平穏に終わらせ、映画「DRAGON」をヒットさせるという厳しい命題に直面している。映画版では最低でも主役をAKIRAから演技上手な役者に変更するテコ入れは必須だろう。
(金田麻有)
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