芸能

宮本笑里「セミ降板劇」

 2年前に小林真央の後釜として、鳴り物入りで「NEWS ZERO」(日本テレビ系)のカルチャーキャスターに就任した、美人バイオリニスト・宮本笑里(28)。ところが、卒業は半ば追い出される形となったのである。

 番組関係者が言う。
「これまで週1で出演していた彼女の出番は、4月から月1になると言われていますが、これは表向きの発表。実際は不定期ですよ。どうしても宮本さんにお願いしたい専門分野のレポートの場合は出てもらうこともあるでしょうが、彼女を必要とする場面がはたしてあるかどうか。プライドを尊重してクビとは言っていないだけです」
 宮本といえば、世界的オーボエ奏者・文昭氏の次女にして、7歳にしてバイオリンを始めた才媛。長い黒髪の美貌も相まってオヤジ殺しの要素は満点だった。
 ところが、キャスターとしての評判は期待どおりにはいかなかったようだ。
「彼女の場合は本業ありきで、キャスターは片手間でした。インタビューの収録に行っても現地集合してディレクターに指示された質問をそのまま相手に聞くだけで、話を広げたりは皆無だからおもしろみがなかった。回数を重ねても1から10までその場で教えなければならず、現場スタッフとは歩調が合わなかったようです」(前出・番組関係者)
 彼女の後任は女優の桐谷美玲(22)。宮本同様に専門外からの登用だが、現段階では桐谷のほうにキャスター適性の可能性を感じているのだろう。
 一方、宮本降板には別の思惑も絡んでいたと言われる。
「『ZERO』は以前から、キャスターとして福山雅治(43)の起用を画策していた。まだあきらめていないようで、今回の改編でも福山と同じ事務所のホラン千秋(23)を抜擢し、関係をつないでいます。とはいえ彼女だけ新キャスターに迎え入れたのでは意図を見透かされかねず、とばっちりで宮本と桐谷の入れ替えも行ったのでは、とも言われている」(日テレ関係者)
 宮本の今後について、女子アナ評論家の高島恒雄氏が語る。
「キャスターとして実力不足だったのは否めませんが、ビジュアル的には惜しい人材。もし、月1ぐらいで登場するのであれば、プレミア感もあってちょうどいいのではないですか」
 宮本自身にキャスターへの未練はなさそうだが‥‥。
 

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