エンタメ

ギャンブルライター・浜田正則の「パチンコ必勝手記」“ホールチェックで勝率アップ!系列店の合同イベントは鉄板だ”

20151203v

◆よもやま話「盛りすぎ」◆

 今年、民事再生の手続きを行ったマルホンや破産となった奥村遊機に続き、パチスロメーカーのSNKプレイモアがパチスロ事業から撤退しました。

 しかし、パチンコ愛があふれていたマルホンや奥村と違い、実はSNKプレイモアには、参入から撤退までスロットファンは終始、違和感を抱いていました。「自社ゲームの宣伝にパチスロを利用してるだけだ」とのネット書き込みがあちこちに出ています。

 その根拠としては、例えばハード面では「下皿が狭くてコインをつかむと手が抜けなくなる」「リール回転中にコインを投入すると飲まれる」など、雑な部分がずっと改善されずだったり。それでいて、たとえスロット遊技の妨げになろうとも、ゲームソフトのキャラクター演出は完璧に盛り込んでいたり。

 このSNKプレイモアの失敗は他社も他人事ではなく、昨今のパチンコ・パチスロは、悪い意味でスマホのように、本来必要のない機能を盛り込みすぎです。結果、不動の人気の「牙狼」は別格として、他の盛りすぎ台が裏では「新品で50%オフ」だったり、「客付きが悪かった場合にはメーカーが半値で買い取る」など、暗躍をしています。

 海物語やジャグラーなどのシンプルな台がますます評価を高めるかたわらで、1台50万円まで値の上がった盛りすぎ台が大苦戦している事実を見ると、来年は大手メーカーも‥‥と、心配になります。

◆実戦指南「合同イベント&一斉イベント狙い」◆

 話は変わって実戦指南ですが、「グランドオープン」「リニューアルオープン」の他に、最近はさまざまなオープンが増えました。その中にチェーン店が地域全体で同じ日に新台入れ替えを行う「一斉オープン」があり、これは狙い目です。

 ただし、新台入れ替えを合同で行うだけでは実は弱く、アツいのは「動画配信番組」と「チェーン店」との合同企画です。

 以前も書きましたが、動画番組は演者がガチで客として打つため、店を徘徊し、その模様がネットに長年残ってしまうので、店は全体を甘くするしかありません。

 さらに「系列店」のイベントでは、店長同士が「同じ予算」「同じ条件」で、自分の店がいかに出せているかをオンタイムで競っていますので、鉄板で出します。

 この季節はこういったイベントがめじろ押しとなりそうですので、近所のお店をチェックしてください。かり例にしましたが、他のスペックでもやることは一緒ですので、皆さまのひいきの台でも、ぜひ試してみてください。

◆プロフィール 浜田正則(はまだ・まさのり) パチンコ生活歴30年。業界寄りの記述をする「パチンコライター」とは一線を画し、ファン目線で真実のみを文章につづる「ギャンブルライター」として18年目を迎える。漫画の原作者としても活躍しており、作品は多数。

カテゴリー: エンタメ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
3
これはアキレ返る!「水ダウ」手抜き企画は放送事故級の目に余るヒドさだった
4
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)
5
リストラされる過去の遺物「芸能レポーター」井上公造が「じゅん散歩」に映り込んだのは本当に偶然なのか