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記事全文を読む→天才テリー伊藤対談「世良公則」(2)「下町ロケット」の撮影で苦労されました?
テリー その世良さんの熱心さに、スタッフは大喜びだったんじゃないですか?
世良 そうだったみたいですね。ですが悲しいかな、ドラマは放映時間が決まってまして、ヒール軍団の場面は、尺の調整の際にわりとカットされてることも多かったんです(笑)。
テリー ありゃりゃ、そうだったんですか。
世良 だからこそ、どこがどうカットされても貴船という人物が伝わるように、自分がいる場面では全力で取り組もう、アイデアを注ぎ込もうと努力していったんです。ですから、セリフ一つにしても僕の考えを伝えて、話し合いながら細かく決めていきましたよ。
テリー その努力が実った場面はありますか?
世良 人工心臓を移植した患者の容体が急変して、未熟な研修医が心臓マッサージをしてしまったために人工心臓が壊れて、患者が死んでしまうシーンがあったんですけれど‥‥。
テリー 8話のラストだ。
世良 実はそこは台本では「貴船、駆けつけて愕然とする」とだけ書かれていたんです。でも僕は監督に「2秒だけ時間をください」とお願いして、「何をした! お前らいったい何をしたんだ! このバカどもがーッ!!」というセリフをそこに入れさせてもらったんですよ。
テリー それはどういう意図だったんですか?
世良 仮に前のシーンがカットされたとしたら、医者としての貴船のテンションが視聴者に伝わらなくなるのでマズい、と思ったんですよ。ふだんは無表情で冷徹な人間が、感情をあらわにする瞬間というものをどうしても入れておきたかったんですね。
テリー その場面はカットされず放映されましたね。
世良 ええ、使っていただけたなら、狙いがうまくいったということなので「よかったな」と。
テリー その他に、撮影時の苦労はありましたか?
世良 撮影が、ライブやレコーディングのスケジュールがぎっしり詰まった最中だったのはマイりました。いちばん大変だったのは、名古屋で2日間のライブがあった時に「ライブの合間に東京に帰ってきてくれ」と言われたことですね。
テリー ええーっ!
世良 ライブが終わったら新幹線の最終で東京に帰って、朝一番で千葉か埼玉の撮影所に行って昼過ぎの新幹線でまた名古屋に戻る、みたいなスケジュールで。
テリー そんなの、可能なんですか?
世良 いや、どう考えても無理なんですよ。結局、ライブ2日目の翌日、朝一番の新幹線で東京に戻って撮影したんです。2日間、4ステージやったあとだったんですけどね(苦笑)。
テリー そんな調子だと、セリフを覚える暇もないじゃないですか。
世良 寝る前と、移動の新幹線の中だけですよね。しかも脚本は、本で渡されるんじゃなくて、データで送られてくるんですよ。iPadとにらめっこで、必死で覚えましたね。
テリー でも、世良さんの新しい一面が出た、いいドラマになりましたね。
世良 そうですね。今までは破天荒で正義感が強い刑事みたいな役が多かったですから、悪を演じる意外性がよかったですよ。毎日が楽しく、クラブ活動みたいでしたね。
テリー いや、世良さんの話を聞いてると、もう一度観返したくなりましたよ。
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