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記事全文を読む→毛を増やしたければ週に一度の断食をすべし!
「腹八分目に医者いらず」──古来から言われてきた養生訓だが、ここにきてさらに朗報が飛び込んできた。「空腹は毛を育て増やす」というものだ。
私たちの体の中にはサーチュインという長寿遺伝子があり、空腹時に活発に働く(南カリフォルニア大学長寿研究所ほかの研究)。サーチュイン遺伝子は生物の老化を防止し、寿命を延ばすと言われているが、なんと育毛、発毛効果もあるというのである。
元名古屋市立大学大学院教授の岡嶋研二博士は「IGF‐1(インスリン様成長因子1)育毛理論」の中で「空腹時間を長く取ることは、育毛にいい影響を与えるだろう」と述べている。かいつまんで言えば、次のようになる。
空腹状態になると、胃でグレリンという物質が作られる。グレリンは知覚神経を刺激し、IGF‐1を増やすが、その増える量は空腹時間の長さに比例する。刺激を受け、活発になった知覚神経からはCGRPと言われる物質が放出される。CGRPには血管拡張などの作用があり、頭皮の血流をよくし、また毛母細胞を刺激するので発毛を促進するというのだ。
しかし、空腹時が長ければ長いほどいいとはいっても、限度はある。東洋医学研究家の玄哲夫氏が説明する。
「ともかく、現代人は食べ過ぎ、栄養の摂りすぎで内臓を酷使し、代謝を悪くしている。できれば週に一度の断食を行い、体調を整えるといい。見違えるほど体調は良くなります」
終日断食がきつければ、半日のミニ断食とか、あるいは空腹間を感じた時のみ食べる、というところから始めてもいいという。南カリフォルニア大学長寿研究所のヴァルテル・ロンゴ教授も論文でこう書いている。
〈断食は老化や化学療法の副作用でダメージを受けた免疫システムを再生する。文字通り、新しい免疫系をつくる〉
毛が生えるのなら、空腹も我慢できるかも!?
(谷川渓)
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