社会
Posted on 2016年04月10日 17:59

毛を増やしたければ週に一度の断食をすべし!

2016年04月10日 17:59

20160410danjiki

「腹八分目に医者いらず」──古来から言われてきた養生訓だが、ここにきてさらに朗報が飛び込んできた。「空腹は毛を育て増やす」というものだ。

 私たちの体の中にはサーチュインという長寿遺伝子があり、空腹時に活発に働く(南カリフォルニア大学長寿研究所ほかの研究)。サーチュイン遺伝子は生物の老化を防止し、寿命を延ばすと言われているが、なんと育毛、発毛効果もあるというのである。

 元名古屋市立大学大学院教授の岡嶋研二博士は「IGF‐1(インスリン様成長因子1)育毛理論」の中で「空腹時間を長く取ることは、育毛にいい影響を与えるだろう」と述べている。かいつまんで言えば、次のようになる。

 空腹状態になると、胃でグレリンという物質が作られる。グレリンは知覚神経を刺激し、IGF‐1を増やすが、その増える量は空腹時間の長さに比例する。刺激を受け、活発になった知覚神経からはCGRPと言われる物質が放出される。CGRPには血管拡張などの作用があり、頭皮の血流をよくし、また毛母細胞を刺激するので発毛を促進するというのだ。

 しかし、空腹時が長ければ長いほどいいとはいっても、限度はある。東洋医学研究家の玄哲夫氏が説明する。

「ともかく、現代人は食べ過ぎ、栄養の摂りすぎで内臓を酷使し、代謝を悪くしている。できれば週に一度の断食を行い、体調を整えるといい。見違えるほど体調は良くなります」

 終日断食がきつければ、半日のミニ断食とか、あるいは空腹間を感じた時のみ食べる、というところから始めてもいいという。南カリフォルニア大学長寿研究所のヴァルテル・ロンゴ教授も論文でこう書いている。

〈断食は老化や化学療法の副作用でダメージを受けた免疫システムを再生する。文字通り、新しい免疫系をつくる〉

 毛が生えるのなら、空腹も我慢できるかも!?

(谷川渓)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年03月08日 08:00

    最近のカルチャーシーンにドーンと鎮座するものに「昭和レトロ」がある。とりわけ主婦層の間では昭和歌謡や復刻家電、駄菓子風スイーツなどがSNSで大きな話題となり、「推し活」の一環としてグッズを集める動きが拡大している。しかし同じ「昭和回帰」でも...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年03月09日 06:45

    例年よりも早い桜の便りが届いている、2026年の初春。東京では上野恩賜公園や代々木公園といった有名花見スポットは、記録的な円安で押し寄せたインバウンド客と、宴会制限が完全に撤廃された解放感に浸る日本人で、まさに足の踏み場もないカオス状態が予...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年03月11日 06:45

    スマホの通知に追われる日常から、少し距離を置く。そんな「デジタルデトックス」では、若者が編み物や日記、フィルムカメラといったアナログ趣味にハマるケースが報告されているが、この流れは中年層にもじわじわと波及している。その背景にあるのは、仕事で...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/10発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク