社会

精力がアップしメタボも解消!男性ホルモンUPには脂質を摂るべし

20160418metabo

 メタボの原因はさまざま挙げられているが、テストステロン(男性ホルモン)の低い人ほどBMI(肥満度を示す指数)が高いという結果が出ている。それゆえダイエットに励むのだが、思わしい結果がなかなか出ない。そして悲しいことに、お腹の出に比例して精力が落ちてくる。

「グローミン」などのテストステロン軟膏を製造している老舗、大東製薬工業の福井厚義社長も、「テストステロンが減ると、EDはじめ、さまざまな症状が出るが、そのひとつに内臓脂肪の増加やIMT(頚動脈内膜の厚さ)が厚くなることがあり、メタボになりやすい」と語る。

 テストステロンは当然ながら加齢とともに減少する。テストステロンを増やすには筋トレが有効だが、亜鉛やビタミンDを含む食物(牡蠣やアンコウなど)の摂取もいいという。さらには脂質の摂取にも効果があるとされている。管理栄養士の川田孝子氏によれば、

「これまで悪者扱いされていた脂質ですが、一価不飽和脂肪酸(オリーブオイルなど)と飽和脂肪酸(赤身肉、チーズなど)が多い食事はテストステロン値を上げることがわかったのです」

 手っ取り早くはテストステロン補充薬を使うのも効果はあるというが、ともかく精力をアップしてメタボも解消となれば言うことなしである。

(谷川渓)

カテゴリー: 社会   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<老人性乾皮症>高齢者の9割が該当 カサカサの皮膚は注意

    330777

    皮膚のかさつきを感じたり、かゆみや粉をふいた状態になったりすることはないだろうか。何かと乾燥しがちな冬ではあるが、これは気候のせいばかりではなく、加齢による皮膚の老化、「老人性乾皮症」である可能性を疑った方がいいかもしれない。加齢に伴い皮膚…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<中年太り>神経細胞のアンテナが縮むことが原因!?

    327330

    加齢に伴い気になるのが「中年太り(加齢性肥満)」。基礎代謝の低下で、体脂肪が蓄積されやすくなるのだ。高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病に結びつく可能性も高くなるため注意が必要だ。最近、この中年太りのメカニズムを名古屋大学などの研究グル…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<巻き爪>乾燥による爪の変形で歩行困難になる恐れも

    326759

    爪は健康状態を示すバロメーターでもある。爪に横線が入っている、爪の表面の凹凸が目立つようになった─。特に乾燥した冬の時期は爪のトラブルに注意が必要だ。爪の約90%の成分はケラチン。これは細胞骨格を作るタンパク質だ。他には、10%の水分と脂質…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「ちびまる子ちゃん」にとんでもない場面が登場「中居問題」を想起させる「意味深な部屋」
2
渦中のフジテレビよりもデタラメ!相撲界の無秩序ぶりが相変わらずすぎた
3
巨人・田中将大が「もうちょっとうまく料理してくれよ」と注文をつけた大勢の爆笑キャンプ挨拶
4
【深海4000メートルの驚異】ありえない場所に存在していた「暗黒酸素」の謎が解き明かされる日
5
「ジャングリア沖縄」大型テーマパーク開業前に持ち上がった「3つの大問題」