社会
Posted on 2016年04月18日 05:59

精力がアップしメタボも解消!男性ホルモンUPには脂質を摂るべし

2016年04月18日 05:59

20160418metabo

 メタボの原因はさまざま挙げられているが、テストステロン(男性ホルモン)の低い人ほどBMI(肥満度を示す指数)が高いという結果が出ている。それゆえダイエットに励むのだが、思わしい結果がなかなか出ない。そして悲しいことに、お腹の出に比例して精力が落ちてくる。

「グローミン」などのテストステロン軟膏を製造している老舗、大東製薬工業の福井厚義社長も、「テストステロンが減ると、EDはじめ、さまざまな症状が出るが、そのひとつに内臓脂肪の増加やIMT(頚動脈内膜の厚さ)が厚くなることがあり、メタボになりやすい」と語る。

 テストステロンは当然ながら加齢とともに減少する。テストステロンを増やすには筋トレが有効だが、亜鉛やビタミンDを含む食物(牡蠣やアンコウなど)の摂取もいいという。さらには脂質の摂取にも効果があるとされている。管理栄養士の川田孝子氏によれば、

「これまで悪者扱いされていた脂質ですが、一価不飽和脂肪酸(オリーブオイルなど)と飽和脂肪酸(赤身肉、チーズなど)が多い食事はテストステロン値を上げることがわかったのです」

 手っ取り早くはテストステロン補充薬を使うのも効果はあるというが、ともかく精力をアップしてメタボも解消となれば言うことなしである。

(谷川渓)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク