芸能

能年玲奈の引退危機でわかった「あまちゃん」女優たちの明暗

20160527nounen

 長らく宙ぶらりんの状態が続いていた能年玲奈の事務所問題が、6月末をもって「契約を更新しない」という決着になった。ここ1年ほどはほとんどメディア出演もなかったが、やはり“師事する女性演出家”との絆を選び、すでに起ち上げていた個人事務所に専念するという。

 とはいえ、あまりにも強硬な独立劇に、業界の反発は必至。このままドラマや映画のオファーもなく、事実上の引退に追い込まれることも十分に考えられる。13年の朝ドラ「あまちゃん」は、決めゼリフの「じぇじぇじぇ」が流行語大賞に輝き、10年に1人の逸材と呼ばれた能年だが、わずか3年後に窮地に追い込まれるとは誰が予想しただろうか。

 一方で能年の母親役だった小泉今日子の若い頃を演じた有村架純は出世頭となった。視聴率で苦戦したとはいえ月9のヒロインを務め、主演映画の「ビリギャル」や「ストロボ・エッジ」は、いずれの20億円超の興行収入を記録。CMも次々とオンエアされる盤石の人気だ。

 有村に続いて躍進しているのが、能年と同じ「GMT48」のリーダー・入間しおり役を演じた松岡茉優だ。正直、朝ドラでは大きなインパクトを残したわけではないが、バラエティ番組で評価を上げ、女優としても大ヒットした「ちはやふる」や、大河ドラマ「真田丸」で重要な役に起用されている。

 そしてあまちゃんの親友・足立ユイ役を演じた橋本愛は、ドラマ・映画と出演本数ほど多いものの、ユイちゃんを超える役柄には出会っていない。能年の巻き返しも含め、あまちゃんガールズの出世レースは目が離せそうにない。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
「コーチに無断でフォーム改造⇒大失敗」2軍のドン底に沈んだ阪神・湯浅京己のボコボコ地獄
4
【大騒動】楽天・田中将大が投げられない!術後「容体不良説」も出た「斎藤佑樹との立場逆転」
5
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…