芸能

キングコング西野亮廣の絵本作家転向は節税が目的だった?

20160629nishino

 お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が、芸人を辞めて絵本作家になることを6月28日のブログで宣言した。今後は絵本作家の肩書きで漫才やテレビ出演を続けるつもりだ。当の本人は「肩書きなんぞどうでもいいです」と綴っているが、週刊誌の記者はそんな西野の態度をこう裏読みする。

「公式プロフィールもお笑い芸人から絵本作家に書き換えたそうですし、単なるネタではなく、確固たる理由があっての行動でしょう。その理由ですが、節税が目的の可能性もありますね。絵画作品は相当な値段で売れたと豪語していますし、今後の生活も考えればここで節税するのは賢い策かもしれません」

 なぜ絵本作家に転向すると節税になるのか。個人で事業を営んでいる場合は「個人事業税」の支払い義務があるものの、芸人を含む芸能人はもともと例外となっており、作家に転向するメリットはない。一方で作家ならではの節税策があるというのである。前出の週刊誌記者が耳打ちする。

「作家や作曲家はヒット作があるかどうかで収入が大きく変動し、収入の波が少ない業種に比べて適用される税率が不公平になることから、収入が急に増えた年には『平均課税』という優遇措置を受けることができます。これにより節税が可能になるわけです。この制度を利用できるのは、主たる収入を原稿や作曲で得ている人のみ。つまり絵本作家なら恩恵を受けられるんですね」

 そんな西野がこれまで発表した絵本は2冊で、現在は新作を執筆中だ。このペースでは絵本作家として食べていけるか微妙なところだが、本人にはどんな勝算があるのか。その辺の計算もぜひ明かしてもらいたいところである。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
フジテレビ・井上清華アナ「治らない顎関節症」と「致死量ストレス」の不穏な関係
3
新2軍球団「オイシックス新潟」でくすぶる元広島・薮田和樹と元阪神・高山俊の「1軍復帰ロード」
4
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
5
「コーチに無断でフォーム改造⇒大失敗」2軍のドン底に沈んだ阪神・湯浅京己のボコボコ地獄