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記事全文を読む→【一杯酒場】東京・中井「権八」
漫画家・赤塚不二夫が愛した文化の香り渦巻く正統酒場
西武新宿線と都営大江戸線が交差する中井駅は、絶対数こそ少ないものの、驚くほどハイレベルな店がひしめく、知る人ぞ知る名酒場の街だ。中でも王道、かつ古株なのが「権八」。大将、関澤義男さんのお兄さんが飲み友達だったことがきっかけで、44年前にオープンして以来、かの一流ギャグ漫画家、赤塚不二夫氏が贔屓にしたという。棚には赤塚氏が飲み残したキープボトルが今も大切に保管され記念の品や写真もいたるところに飾られている。
もちろん酒もつまみも一級品。ピカピカのガラスケースやカウンター上に並ぶ鮮魚、旬の食材は輝くようで、あれもこれも味わってみたいと目移りしてしまう。この日は、さっぱり好みだったという赤塚氏お気に入りを頂くことにした。「五色納豆」は薬味やマグロ、イカなどの食材がふんだんに使われた豪華な一品。シソとタクアンの爽やかな風味と、濃厚な旨味の刺身がマッチしてたまらない。「里芋焼」は大地の味がする昔ながらの素材を、塩でシンプルに。「ゲソワサ」に添えられた色とりどりの薬味や飾りにも、思わず目を奪われてしまう。
赤塚氏の定番はハイサワー。店に来ると必ず「ヨッちゃん、白いのちょうだい」と言って、炭酸とレモンの効いた一杯で喉を潤していたという。
■権八
住所:東京都新宿区中落合1-13-2 電話:03-3952-2898 営業時間:17:00~24:00 定休日:木
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