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記事全文を読む→アサヒ芸能「スクープ大事件史」Vol.14(2)小室哲哉の「100億円」が裏組織の食いモノに…
音楽界を揺るがした事件といえば、08年に発覚した「世界のTK」こと小室哲哉が巨額の10億円詐欺事件で逮捕されるというショッキングな事件が記憶に新しい。
先の矢沢はハメられた側だが、小室はハメた側で事件の「容疑者」となったわけだから衝撃度は超ド級だった。
しかも、アサ芸は事件直後に「『世界の小室哲哉はこうしてヤクザの食いモノになった』」(08年11月20日号)という爆弾スクープを放ち、広域組織系幹部の新証言で事件の核心を探り出したのである。
天才アーティストはなぜ詐欺師に転落したのか──。
小室は逮捕直前、ある側近にこんな苦悩を吐露していたという。
〈「僕は、音楽の仕事がしたいんだ。僕がこういう事業でやっているかぎり、ヤクザとかかわるのはしようがない。でも、稼いでも稼いでも、全然残らない…」〉
作詞作曲家、プロデューサーとしてミリオンセラーを連発し、時代の寵児と呼ばれた小室には、90年代の全盛時代に実に「100億円」を超える預金があったという。
その小室マネーが底をつき“溶けた”ことで、高利の借金をし、その返済に怯える日々から逃れるために、自身の楽曲806曲の著作権を10億円で譲渡すると持ちかけた。
先に5億円を受け取るのだが、実は、これら著作権はすでに他社へ譲渡済みの案件であり、小室にはその権限がなかったのである。結局、この「詐欺話」から民事訴訟を起こされたのが発端となり、さまざまな不法行為が発覚し、著作権の二重契約などの容疑で大阪地検に逮捕されるのだった。
では、そもそも「100億円の小室マネー」はなぜ溶けたのか。
事件発覚当時、編集部の記者はさる広域組織系の幹部に接触を図り、こんな証言を引き出したのだ。
〈「何しろ小室には、いろんな“知られたくない弱点”があったから。でなれければ、100億円もの金が一気になくなるなんてことはないよ」〉
裏社会用語で言う「食われる」とはまさにこのことである。
具体例を聞いた。
〈「03年ごろ(中略)小室がスタジオで作曲していたことがあり、たまたま出入りしていた組織の人間が写真を撮った。実はそこに、知られては困る小室の姿が写っていただんだよ。この写真をネタにして小室は関係者にゆすられ、どんどん金をむしり取られた。あげくに一緒に事業を始めることになり、不利な条件で契約を余儀なくされた。当然、小室の資産は億単位で抜かれていったわけだ」〉
別の筋からの具体例は──。
〈「確か、90年代半ばごろの話だ。当時、小室の交際相手だった華原朋美がブレイクする少し前、小室は親しいダンサー仲間の女とつきあっていた。女は友人たちに、自分と小室のベッド写真を見せびらかして自慢をしていた。ところが、その写真の存在が友人を介して、ある組織の知るところとなった。すると『女を捕まえて写真を回収しろ』との指令が出たばかりか、300万円の懸賞金がかけられるほど大騒動になった」〉
こうして裏社会では“おいしいお客”との評判が広まって言ったという。
今から振り返れば、98年、香港に総合音楽プロダクション会社を設立に失敗し、70億円以上の損失を出す事業に失敗したあたりが、転落のターニングポイントだったといえるだろう。
小室の周辺ではキナ臭い話が常に飛び交っていたのだ…。
日本を代表するスーパースターが堕ちた「天国から地獄へ」のスキャンダル大事件。それは芸能ビジネスに潜む深い闇を象徴する事件でもあった。
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