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記事全文を読む→宮沢りえ「中村勘三郎オマージュ舞台」演技でにじみ出るある思い
現在はV6・森田剛(37)とのロマンスが騒がれる、恋多き女優・宮沢りえ(43)が主演舞台で、全てを脱ぎ捨て、艷やかなかぶき踊りを披露している。まるで、ありし日のあの方にささげているようである。
今年1月18日から東京芸術劇場で始まった舞台「足跡姫~時代錯誤冬幽霊~」(NODA・MAP)には、当日券を求める客が連日あとを絶たない。
実際に舞台を目の当たりにして納得! 宮沢のあられもない姿が飛び込んでくるではないか。
舞台は、江戸時代。女歌舞伎の踊り子・出雲阿国を宮沢が演じる。端的に言えば、現代のストリッパーのような役だ。
幕が開き、開始早々ギラギラしたラメ加工のピンク色の着物を脱ぐと、黒のシースルー長襦袢姿になった。その下には、キャミソールタイプの肌色の全身タイツを着てはいるのだが、観客の視覚には「全裸」としか映らない。一部では宮沢が左肩甲骨上に小さな折り鶴のタトゥを彫っているのは知られているが、それも隠さず長襦袢から肩をはだけさせて、舞い続けるのだ。
そのあとに踊るシーンでも、所作は緩やかで上品だが、柔らかそうな“熟オッパイ”を激揺れさせて誘惑。時折、強調される谷間は乳首スレスレまでのぞき、キャミソール部分からあふれてしまわぬか、心配になるほどだった。
さて、宮沢のサービスが集客に貢献しているのはもちろんだが、彼女が奮闘する前提として、作品のコンセプトが実に興味深い。作・演出を担った野田秀樹氏は、親交の深かった中村勘三郎(享年57)の死から「肉体を使う芸術、残ることのない形態の芸術」を思い続け、なんと「勘三郎へのオマージュ」として、この作品を世に送り出したのだ。
歌舞伎界のプレイボーイと名高かった十八代目中村勘三郎は、惜しまれつつ4年前に他界している。
「宮沢さんや野田さん目当ての観客もいますが、歌舞伎や勘三郎さんファンも多く来場しています。ストーリーに勘三郎さんやそれを演じる人は出てきませんが、観る人が観れば、随所に勘三郎さんへの愛が詰まっていると、わかります。そもそも主演が宮沢さんなのも際どいですしね」(演劇ライター)
芸能ジャーナリストの佐々木博之氏が語る。
「宮沢さんは、憎しみや悲しみ、全てを乗り越え、吹っ切れたのではないでしょうか。喜怒哀楽をたくさん経験したからこそ、表現が豊かになって、今回の勘三郎さんを思う芝居でも、それが生かされているわけですからね。すばらしい女優に成長したと思います」
周知のとおり、勘三郎と宮沢はかつて恋仲が騒がれた。当時を知るスポーツ紙の芸能デスクが振り返る。
「92年に当時の貴花田(44)と婚約を発表した宮沢は、その2カ月後に破局。激ヤセして、精神的にも不安定な時期に、勘三郎(当時は五代目勘九郎)が支えになったと言われています。そのことが公になったのは、94年の不倫自殺未遂騒動。別れ話がもつれ、宮沢が手首を切ったと報じられ、2人の関係が取りざたされました。ただ、当時、勘三郎さんは激怒しながら会見を開くほど、本人同士は否定していましたけどね」
宮沢は、今回の舞台出演が決まり、こうコメントしている。
「どこかで観ていてくれている勘三郎さんと、その瞬間にしか生まれない濃密な何かを全身で感じたい」
観客も宮沢の全身で、濃密な演技に“何か”を感じている。
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