スポーツ

「収穫」あり!羽生結弦、負けても表情が晴れ晴れしていた理由とは?

20170220hanyuu

 2018年の平昌五輪と同会場で行われた、フィギュアスケートの四大陸選手権は、米のネイサン・チェンが1位。羽生結弦2位、宇野昌磨3位という結果に終わった。

 羽生は4回転ループ、4回転サルコーを成功させたが、3番目のジャンプの4回転サルコー・3回転トゥループのコンビネーションは、2回転・シングルと失敗。しかし「体力の余裕があった」と言う羽生は、後半ジャンプの構成を変更し、4回転トゥループのコンビネーションとトリプルアクセルを成功させた。

 試合後のインタビューで「悔しい」と口にした羽生選手だったが「収穫もあった」と語り、ネイサンに負けはしたものの、表情は晴れやかだった。

 スポーツライターは「クレバーな演技だった」と話す。

「ネイサンが5回もの4回転ジャンプを成功させたのは素晴らしいですが、羽生が成功させたときの美しさにはかなわない。演技力もしかりです。今回羽生は、演技中に加点数を計算してジャンプの構成を変えました。音楽に合わせて演技をするフィギュアは、その構成を体に覚え込ませるので、演技中に構成を変えるのは簡単ではありません。それを羽生はやってのけた。“勝つ”ために何をすべきかを考えながら演技をし、成功した羽生にとって、今回は“試合に負けたが大きな自信につながった”と思います」

 常々「完成形の確立を上げ、完璧にやりたい」と話す羽生は、まだまだ進化し続けている。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
2
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…
3
またまたファンが「引き渡し拒否」大谷翔平の日本人最多本塁打「記念球」の取り扱い方法
4
京都「会館」飲食店でついに値上げが始まったのは「他県から来る日本人のせい」
5
巨人の捕手「大城卓三と小林誠司」どっちが「偏ったリード」か…大久保博元が断言