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記事全文を読む→プロ野球「師弟の絆」裏物語 第1回イチローと仰木彬の「唯一無二」(1)「上司と部下」以上の信頼関係
ヤンキース移籍を決意させた恩師の言葉
「立ち止まって後悔するより前に進んで後悔しろ」
みずから志願し、ニューヨーク・ヤンキースに新天地を求めたイチロー。スーパースターの地位をかなぐり捨て屈辱的な条件をのんだ裏には、その活躍を後押しした故・仰木彬氏のアドバイスが、今も心の奥深くに刻まれていた。
早いもので、仰木彬が他界してから7年の月日が流れようとしている。イチローと仰木の関係をひと言で言うなら「上司と部下」だ。だが、単なる「上司と部下」の関係ではない。
〈人は、最初に自分自身を育て上げてくれた人のことを永久に忘れない〉
とよく言われるが、まさに2人の関係に最も的確に当てはまる言葉かもしれない。
仰木という男は「夢を持って将来を見つめている」若者に対して人一倍理解を示した。
彼のもとからは、野茂英雄、吉井理人(現日本ハムコーチ)、長谷川滋利といったそうそうたる選手が次々とメジャー入りを果たし、大輪の花を咲かせたのも、仰木という存在を抜きに語ることはできない。
仰木の口癖は「その場に止まるな。やらずに後悔するなら、やってみて後悔したほうが気持ちは燃焼する」ということであった。
イチローが日本の球界に区切りをつけ、メジャー行きを思い悩んでいる時でも後押ししたのは、仰木のひと言だった。
「同じチャレンジをするならば、若いうちのほうがいい」
そこには単なる一球団の利害を通り越して、日本球界の存在を世界にアピールしたいという思いが、仰木の心の中で強かったのだ。
00年当時、イチローの置かれていた状況は、今シーズンの移籍直前のシアトル・マリナーズにおいてのイチローの境遇に似ていた。
オリックスにおけるイチローの存在はあまりにも突出していた。5億円の年俸はすでに頭打ち状態になっていた。だが、チームは96年を最後に優勝から遠ざかっていたのだ。そんな「くすぶった」状況を察し、メジャー行きという決断の後押しをしたのが仰木であった。
そして今シーズン、マリナーズのチーム状況を考えたイチローは、「マリナーズに自分が必要かどうかを考えた時、出たほうがいいと判断した」
と、古巣にトレード直訴を申し出たのであった。
つまり、先行きが見えない球団の中で、過去の実績だけでモヤモヤしているよりも、思い切って新天地に働きの場を求めたのは、仰木監督がイチローに対して言い続けた「止まって我慢をするよりも動いて自分の道を開いていけ」を実践したにすぎないのだ。
それほど、イチローと仰木の師弟関係は、20年以上の時を超えて深く結び付いているのだ。
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