今やすっかり我々の生活の一部となったAI。「既読スルーされた理由は?」「年下女性を振り向かせるコツは?」…そんな恋愛の悩みにも、数秒で「それらしい正解」が返ってくる時代だ。にもかかわらず、なぜか減っているのが、女性向けの恋愛記事だ。その一方...
記事全文を読む→生誕90年 立川談志と最後の弟子〈初めて書く「イリュージョン」な日々〉(11)ミニスカートで何を見せたいか
談志が体調不良で落語の仕事を減らしていた時期、よく散歩にお供していた。タクシーではなく電車やバスを利用していたので、たまにファンの方に話しかけられることもあった。若者に話しかけられ、嬉しそうに答えていたのを覚えている。駅のホームで電車を待っている時、犬の写真を使った動物病院の看板を見ながら。
「あの看板見て何がわかる」
「犬がいます」
「そうだな、犬だ、あの犬はモデルかもしれないな、犬を飼ってる人がいるだろう、動物病院って文字を書いた人がいるな、バックに色をつけたやつもいる、番号が書いてあるから電話があるな、マーク(ロゴ)を考えたやつもいる、いいか、看板ひとつでもいろんな情報がある」
よく談志は斜めから物事を見ると言う人がいるが、この時そうではないとわかった。真正面から見ている。付け加えると真正面から全方向で捉えている。斜めからの情報だと偏ってしまうが、真正面からだと全部見えるものだ。強いて言うなら、裏側に関しては想像しているかもしれない。
この物の見方が私にとって何の影響を与えたかは、自身の分析力が低いのでわからないが、おそらく役に立ってはいるのだろうと思っている。ただ私は立川談志が好きだが、信者ではないのですべてを肯定してはいない。
談志と電車の座席に座っている時、目の前にミニスカートの成人女性が座った時など。
「お前なんであの女があんな短いの穿いてるかわかるか、あれはな、オマを見せたいからだ、自分の一番自信のあるのがオマだから、それをチラつかせて男を呼び込むんだ、わかるか」
「はい」
半分は合ってる可能性を否定できないが、違うと思った。単純に可愛い格好がしたいという気持ちがあったのだと思うし、流行りのスカートを穿きたかったのだろう。この時、盲目的に信じてしまうとえらいことになると学習した。
物の見方やイリュージョン、落語の基礎はすべて談志に教わったが、落語家とはどういうものかについては教わることができなかった。落語家とは何なのかがわからないまま始まった二つ目生活は、すべてが手探りだった。
立川談吉(たてかわ・だんきち)1981年12月14日生まれ。北海道帯広市出身。2008年3月に立川談志に入門。11年6月に二ツ目昇進。12年4月に立川左談次門下へ。18年7月に立川談修門下へ。26年3月1日に真打昇進「立川談寛」襲名予定。
写真/産経ビジュアル
アサ芸チョイス
猫の病気といえば、やはり腎機能の低下による腎臓病と、人間と同じように糖尿病ではないかと思う。実際は腎臓病が圧倒的に多いようだが。ざっくりいうと、腎臓病はタンパク質の過剰摂取などによって腎機能が低下する病気。糖尿病は炭水化物などの摂り過ぎによ...
記事全文を読む→イオンが運営する電子マネーWAONのポイント制度が、3月1日より「WAON POINT」に一本化される。長年にわたってユーザーを悩ませてきた「2種類のポイント問題」がついに解消されることになった。実はこの問題の根っこは深い。もともとイオンに...
記事全文を読む→あれから2カ月近くが経ってもまだ「燃え続けている説」がある。発端は2026年1月6日午前10時18分、島根県東部を震源とするM6.4の地震だ。松江市や安来市で最大震度5強を記録したこの地震は津波の心配がなく、表向きは「よくある規模の地震」と...
記事全文を読む→
