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「こないだ血液検査したけどよ。何にも引っ掛からなかったな」
70歳となった殿、まったくの健康体です。
もう何十年も、1年で休みが3週間程しかなく、食生活は野菜をまったく口にしない圧倒的な肉食で、現在もお酒をよく飲んでいる殿が、まっさらの健康体であるとは、つくづく、“選ばれた英雄・ビートたけしは、体の作りも化け物級である”と、驚くばかりです。
ちなみに殿の食の好みは、ラーメン、カレー、寿司、うなぎ、焼き鳥、しゃぶしゃぶ、焼き肉、すっぽん、といった高カロリーのオンパレードになります。なのに、痛風も糖尿もドロドロ血液とも無縁なわけですから、しつこいようですが、化け物です。
そんな化け物、いや、殿は、北野映画撮影前になると、決まってダイエットを決行します。そういった時の殿は実にストイックで、極端に食を制限するのですが、そこは殿も人間です。何度か、〈おや?〉と思えるダイエットもありました。あれは10年程前、映画クランクイン直前で絶賛ダイエット中だった殿と若手数名にて鍋を囲み、“家飲み”をしていた時のこと。
「俺は鍋はいいから、少しだけワインでも飲むかな」
そう宣言された殿は、つまみ類すらほとんど口にせず、ただ弟子たちの飲食ぶりを眺めながらゆっくりとワインを飲むばかりでした。
で、宴会も終盤にさしかかった頃、
「俺はいいから、お前ら、〆にうどんか何か食えよ」
そんな殿の提案に、残った鍋にソフト麺を入れ、早々にのどを鳴らしながらうどんをすすっていると、
「なんか他に軽くつまむものねーか?」
と、“お前ら見てると我慢できないから、俺も軽く何か食うかな”といった感じで、殿からリクエストが上がったのです。が、大したつまみが見当たらず、仕方なしにビニール袋で小分けされた、意外と高カロリーである柿の種を出すと、
「しかし貧乏くせーな。まーいいか」
と、例によって毒を吐きながらも、ポリポリやりだしたのです。そして、あっという間に1袋平らげると、
「これまだあんのか?」
と、おかわりを要求し、もうそこから先は“やめられない止まらない”といった感じで、追加追加となり、気がつけば、都合6袋をペロリと平らげ、その日の宴会はお開きとなったのです。
そして翌日。仕事場にてあるディレクターさんから、「たけしさん、痩せました?」と問われた殿は、
「うん。映画が近いから今ちょっとハードなダイエット中で、2日前から水分しか取ってないんだよね」
と、さらりと言い放ったのです。そんな殿のストイック発言に対し、「殿、お忘れですか? 昨晩、柿の種を6袋、合計1300キロカロリーカロリーを漏れなく摂取してましたよ」などとツッコめるはずもなく、ただただ、“そうなんです。うちの師匠はただいまハードなダイエット中でございます”といった表情を作り、黙ってうなずくわたくしなのでした。
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◆プロフィール アル北郷(ある・きたごう) 95年、ビートたけしに弟子入り。08年、「アキレスと亀」にて「東スポ映画大賞新人賞」受賞。現在、TBS系「新・情報7daysニュースキャスター」ブレーンなど多方面で活躍中。本連載の単行本「たけし金言集~あるいは資料として現代北野武秘語録」も絶賛発売中!
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