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記事全文を読む→ポスト又吉直樹は誰?隠れた“文豪”芸人はこんなにいる!
お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎が、50歳近く年上の大家のおばあさんと“ひとつ屋根の下”で生活する様を描いた初の漫画「大家さんと僕」(新潮社)が話題になっている。発売初週に文芸書ランキングで上位に食いこみ、予想に反して絶好調の滑りだしだ。
「芸人さんの著書では、累計発行部数240万部を突破したピース・又吉直樹の芥川賞受賞作品『火花』が記憶に新しい。しかし、ベストセラーにはならなかったものの、悲哀ある実情を描いた芸人著の“迷作”は多いんです」(出版プロデューサー)
バイトの肉体労働を綴った「プロレタリア芸人」もそのひとつ。漫才師のソラシド・本坊元児が作者で、芸人でありながら、ひと月28日も超過酷な現場仕事で心身ともに疲弊する様子を描いている。
「2015年前に出版された際は話題になりましたが、芸人仕事に大きく反映されることはなかったという、いいオチがつきました(笑)。現代版蟹工船というべくおぞましさは、哀しく笑える1冊です」(前出・出版プロデューサー)
この出版がきっかけとなって、ダウンタウン・松本人志と食事する機会に恵まれ、最終的には松本&陣内智則が司会の深夜特番「芸人ドキュメンタリー 下がり上がり」(フジテレビ系)に出演した。前出の出版プロデューサーは続ける。
「哀しい実話本といえば、元ハリガネロックのユウキロックさんが出した『芸人迷子』もそうでしょう。『第1回M-1グランプリ』で準優勝、『第4回爆笑オンエアバトル チャンピオン大会』で優勝するほどの実力コンビでありながら、ドロップアウトして解散。その内幕と、よしもと芸人との親交を卓越した文章力で綴っています」
著書が話題になったのを逃さずテレビ出演につなげた、お笑いタレント・プチ鹿島のような成功例も稀にある。次は誰が「第2の又吉」になるだろうか。
(北村ともこ)
アサ芸チョイス
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