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2月21日に急性心不全で急逝した俳優の大杉漣さん。多くの関係者が悲しみのコメントを寄せる中、その死因にも関心が集まっている。急性心不全とは要するに「心臓が止まって亡くなった」ことにすぎず、なぜ心臓が止まったのかがわからないことには、具体的な死因も不明だからだ。医療系のライターはこんな推測をしてみせる。
「大杉さんは腹痛を訴えて救急病院に駆け込んだとのこと。しかし腹部の病気が原因であれば、急性心不全と発表するのは不自然です。よってこの痛みは別の症状が引き起こした関連痛と考えるのが自然で、その症状は虚血性の心疾患など心臓関連の疾病である可能性が考えられます。昨年12月8日に亡くなった“サッチー”こと野村沙知代さんも死因は『虚血性心不全』と発表されていますし、前日まではごく普通に過ごしていたという点は大杉さんと共通しています」
大杉さんの死因は今後の発表を待つよりないが、もとより虚血性心不全で亡くなる人は少なくない。16年4月には物まねタレントの前田健さんも同じ症状で亡くなっている。その症状に関して、前出の医療系ライターは次のように警鐘を鳴らす。
「虚血性心不全の多くは、心臓に栄養と酸素を供給する冠動脈に動脈硬化が起こり、心臓に十分な血液が行き渡らなくなることが原因です。この際に気を付けたいのは、動脈硬化の進行には自覚症状がなく、ある時点で急に血流が止まってしまうこと。これが脳の血管で発生すると『脳梗塞』となりますが、脳梗塞では発症後すぐに治療を受けることで症状を軽くできることが知られています。それに対して虚血性心不全では発症後に短時間で亡くなる例が多く、ただちに救急搬送しても蘇生できるケースは稀だとされています。もし大杉さんの死因が虚血性心不全だったのであれば、救急搬送でも助かる可能性は小さかったかもしれません」
それゆえ我々にできることは、とにかく動脈硬化を進行させないように日々の生活を変えていくことだろう。そんな教訓をあらためて、大杉さんが教えてくれたのかもしれない。
(金田麻有)
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