「ミスタープロ野球」長嶋茂雄がまだ出現する前、ブンブンと振り回す、そのあまりに豪快な打撃に、ファンは度肝を抜かれたことだろう。「怪童」と呼ばれた元西鉄ライオンズの中西太氏である。5月11日、心不全のため世を去った。90歳だった。本塁打王5回...
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「言い返したり怒りを倍増させるようなことなんか一言も言ってない。僕は止めにいっただけです」自身のインスタグラムで5月20日にこう反論したのは、ヤクルトスワローズの森岡良介内野守備走塁コーチである。ヤクルト投手陣は同日のDeNA戦(横浜)で、...
記事全文を読む→日本ハムファイターズの超ド派手な「期間限定新ユニフォーム」が物議を醸している。新庄剛志監督がプロデュースした赤と黒の非対称デザインの、大きな襟つきユニフォームで、5月13日のロッテ戦から5月21日のオリックス戦までの計8試合を、これで戦う。...
記事全文を読む→阪神の3年目右腕の村上頌樹(しょうき)が球史に名前を刻んだ。5月9日のヤクルト戦(甲子園)で、6回まで0を重ね、開幕から31イニング連続無失点のセ・リーグ記録に並んだ。7回無死からサンタナにソロを浴びて新記録こそ逃したが、あっぱれな快投やっ...
記事全文を読む→「デッドボールと税金、より苦手意識を持っているのはどっち?」これは野球解説者の落合博満氏が、自身のYouTubeチャンネル〈【公式】落合博満氏のオレ流チャンネル〉で展開している「質問シリーズ」で出たものだ。さて、落合氏はなんと答えたか。「税...
記事全文を読む→勝利の方程式が崩れているプロ野球セ・リーグの読売ジャイアンツに、補強の動きが出てきた。リリーフ投手がガチッと決まらず、ブルペンが緊急事態に陥っているからだ。セットアッパーのロペスは、開幕から大乱調。4試合に登板して0勝1敗、防御率7.71と...
記事全文を読む→先制して追いつかれ、リードしてまた同点に…。投手交代が裏目に出て中継ぎが軒並み打ち込まれる、なんとも大味な試合展開。9-8でどうにか逃げ切ったものの、5月17日のヤクルト戦(静岡・草薙球場)は、巨人にとって不甲斐ない試合だったといえよう。試...
記事全文を読む→DeNAが4億円を払って獲得したトレバー・バウアーが5月16日の広島戦に先発したが、2回8安打7失点とボロボロで、今シーズン2敗目となった。試合後の防御率は8.40である。5月9日の巨人戦では6回7失点。名誉挽回しようとした5月16日のマウ...
記事全文を読む→プロ野球ソフトバンクホークスが33試合を終えて、17勝14敗2分。3位に甘んじており、なかなか調子が上がってこない。開幕前の下馬評では圧倒的な支持を誇っていたが、藤本博史監督がなんとか戦力をやりくりしているのが現状だ。なぜ当初の予想通りとは...
記事全文を読む→戦術眼がキラリと光るボヤキを見せたのはGWのこと。5月3日の中日戦、2死一塁でバッターは打撃好調の木浪聖也(28)だった。カウント2-2でランナーの梅野隆太郎(31)が盗塁失敗したのだが、岡田監督は試合後にこう明かした。「初球から(盗塁の)...
記事全文を読む→日本野球機構(NPB)は5月11日に3、4月度の「月間MVP賞」を発表。セ・リーグ投手部門では、阪神タイガースの村上頌樹投手が初受賞した。阪神投手の受賞は、昨年7月度の西勇輝以来だ。村上は「まさか取れるというか、そんなことを思ってシーズン開...
記事全文を読む→ただし、非情なだけではないところが、帰ってきた岡田監督の真骨頂でもある。球界関係者が言う。「オリックスの監督時代(10~12年)までは、ここまで饒舌じゃなかった。監督を辞めてデイリースポーツの評論家になってから変わったんです。当時の現場では...
記事全文を読む→あのトボけた風貌の監督を戴く阪神が開幕から好調をキープしている。率いるのは「そらそうよ」が口癖の「最年長指揮官」。優勝のことを「アレ」と呼び、なんとチームのスローガンまで「A.R.E.」とするフィーバーぶりだが、時には怒り、時にはゴキゲンに...
記事全文を読む→やっぱりな、というのが正直な感想やな。WBCの日本代表メンバーの多くが故障や不振で苦しんでいる。右ふくらはぎを痛めた西武・山川や、左太ももを痛めたソフトバンク・牧原など、足まわりのパンクが多い。いつもの年なら春季キャンプの1カ月でじっくり鍛...
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