公明党の山口那津男代表は「なっちゃん」と自称し、親しみやすさをアピールしているが、「別の顔」も持つ。中国や韓国への「迎合」だ。それを象徴するような発言が、7月2日にあった。山口氏は今夏にも予定されている東京電力第一原発の処理水海洋放出につい...
記事全文を読む→福島第一原発
しかも廃炉が完了しない限り、処理水は今後も発生し続ける。前号でも触れたように、現時点でも、東電、資源エネルギー庁、当時の原子力安全・保安院が公表した廃炉作業のロードマップ(工程表)の完了目標51年すら達成するのは難しい。このまま政府方針通り...
記事全文を読む→東電はタンク設置直後から、処理水を敷地に隣接する海洋に放出する計画を立ててきた。一方で国の原子力規制委員会が慎重姿勢を示したり、福島県沿岸の漁業関係者を中心に風評被害を懸念する声が絶えなかった。そのために計画は延期されてきたのである。ところ...
記事全文を読む→まもなく3.11東日本大震災から12年が経とうとしている。被災地以外では、すでに単なる過去の出来事になっているかもしれない。しかし福島第一原発のお膝元では、見かけ上の「復興」とはよそに、解決できない傷が今もなお残されているのである。今もあの...
記事全文を読む→さらに福島第一の場合は1号機内部を撮影した映像から、高温で溶け落ちた核燃料が格納容器内で圧力容器を支える鉄筋コンクリート構造物「ペデスタル」のコンクリートを大量に巻き込んで溶かしながら落下したと見られている。このような混合物では、形状や硬さ...
記事全文を読む→そして当初のロードマップで17年度開始予定だった1、2号機の使用済み燃料プールからの燃料棒搬出、20年度上半期から21年度下半期にかけて開始予定だった1~3号機からの燃料デブリの取り出し作業はいまだ未着手のままだ。このうち2号機の使用済み燃...
記事全文を読む→東日本大震災から、間もなく12年が経とうとしている。各地で様々な被害が発生した中で、今も残る最大の課題の1つが国際原子力機関(IAEA)がチョルノービリ(チェルノブイリ)原発と並ぶ深刻事故と評価した、東電・福島第一原発事故の廃炉作業だ。絵空...
記事全文を読む→東日本大震災から3月11日で、まる10年を迎える。天地がひっくり返るほどの激震、すべてを飲み込む黒い津波、電源を失い制御不能となった原発…政府・東京電力は30~40年の長期計画で原発廃炉の青写真を描くが、10年後に見えてきたのは、崩壊したロ...
記事全文を読む→10月12日~13日にかけて日本列島を直撃した台風19号。郡山市に隣接した田村市では河川の氾濫による床上浸水の被害に見舞われている。通過から10日以上経過した22日時点でも、住民たちは台風の後片づけに追われていた。田村市では「除染廃棄物」の...
記事全文を読む→X社の職員や作業員も集めて行われる朝礼では、S所長の焦りの色と“本性”がかいま見える場面があった。B氏が打ち明けるには、「いつもだったら、『寒い中、ご苦労様』と言って始まるのに、突然、『おめえら、仲間をどう思ってんだ!何で直接言ってこないん...
記事全文を読む→現場のトップと下請け会社の関係性が疑問視される中、事態はさらに急展開。Z組の「作業員水増し」が発覚する。別の下請け会社の作業員が、Z組の作業員の名前が書かれた作業日報を見たところ、見知らぬ名前が2人記載されていたというのだ。「その人物の名前...
記事全文を読む→福島第一原発の所長を巡ってスキャンダルが発覚。「蜜月関係」がささやかれる下請け会社の作業員数を水増しして不正請求させ、キックバックを受けているというのだ。新車やはたまた女性関係までおねだりして私腹を肥やしている疑惑について、複数の作業員が証...
記事全文を読む→東日本大震災から6年半もの月日が経過しようとしているが、福島第一原発では、今も作業員たちは大量被爆の危険性と隣り合わせの環境で働き続けている。ところが、そうした現状をまるであざ笑うかのように、過酷な現場の責任者である大手ゼネコン「X社」のS...
記事全文を読む→こんな声もあった。「家の賠償をしてもらったが、働けないので生活費に使ってしまった。どうにかならないか」事故によって職を失った場合は、2015年2月まで、就労不能損害という賠償があった。その後も、避難生活などで病気にかかった場合などは、賠償が...
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