「盃中止」を巡り、緊迫していた中、11月11日には、ヤクザの生活権を巡る裁判の法廷闘争が再開された。この日大阪高裁で、六代目山口組直参の二代目章友会・新井錠士会長とその内妻ら3人が、ETCカードの不正使用により詐欺を働いたとして、電子計算機...
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この盃儀式にまつわる動向をキャッチしたのは、11月に入ってからだった。FRIDAYデジタルが、10月30日に竹内若頭が急遽、東京都港区の稲川会総本部を訪問したことを報じた。稲川会の内堀和也会長と竹内若頭は五分の兄弟であり、訪問そのものに意外...
記事全文を読む→人知れず水面下で進められていた東西の巨大ヤクザ組織の距離を一段と近づける「盃儀式」があった。ところが、開催直前に急転直下、儀式の中止が決定、幻に終わったのだ。ヤクザ社会が一時、騒然としたニュースの裏側では何が起きていたのか─。アサ芸だけが追...
記事全文を読む→約10年続いた未曾有の分裂抗争が突如として幕を下ろし、沈黙を続ける敵対組織とは対照的に、六代目山口組は大幅な組織刷新に着手する。中でも特に大きな波紋を呼んだのが、髙山若頭の相談役就任と竹内新若頭の誕生だった。ジャーナリストが言う。「山口組の...
記事全文を読む→ここで中田若頭補佐の釈放直後の動向について振り返ろう。地元関係者によれば、「無罪判決が出た10月31日、神戸地裁から送迎車両に乗り込み、私物を引き取りに拘置所に向かった。拘置所では、山健組の物部浩久若頭と福富均舎弟頭が出迎えて、その足で神戸...
記事全文を読む→一度離反し、文字通り血で血を洗う抗争に突入したものの、21年9月に六代目山口組に電撃帰参した五代目山健組。勾留中の身でありながらその決断を下した当代、中田浩司若頭補佐にしてみれば、長らく止まっていた時間が、この1年で大きく進んでいた─。山口...
記事全文を読む→三浦友和が鉄砲玉を演じ、ヤクザ抗争の裏面を描き出した映画が公開されてから37年が経過した。まさか、そのモデルとなった組幹部が再びヒットマンとして逮捕されようとは‥‥。「第一報を聞いて、胸が締めつけられる思いでした」苦悶の表情を浮かべ、こう話...
記事全文を読む→一方の六代目山口組は10月17日、最高幹部が茨城県鹿嶋市を訪れていた。同市内の松葉会(東京・伊藤芳将会長)傘下組織、六代目國井一家(総長=伊藤央風紀委員長)本部で行われた「三社親睦会」に出席したのだ。この親睦会は親戚関係にある六代目山口組と...
記事全文を読む→六代目山口組からの「一方的な抗争終結宣言」が出て以降、敵方には組の行く末を決定するような組織的行動はほとんど見られなかったが、ここに来て神戸山口組が動いた。井上組長をはじめ全直参が、極秘で九州に集結したのだ。一体何が起きたのか。情報をキャッ...
記事全文を読む→「第一報を聞いて、胸が締めつけられる思いでした」苦悶の表情を浮かべ、こう話すのは元山口組顧問弁護士の山之内幸夫氏(写真1枚目)。同氏が胸を痛めたのは、10月26日の「18年前に起きた殺人事件の捕り物劇」を知った時のことだ。兵庫県警が組織犯罪...
記事全文を読む→新たな試みを打ち出す一方で、司組長の襲名当初からの教えである「先人顕彰」は徹底して実践され続けている。10月4日、山口登二代目の祥月命日に、最高幹部が神戸市内の霊園にて墓参を行ったのだ。午前8時頃から直参で事務局次長を務める三代目岸本組・野...
記事全文を読む→山下本部長が若頭補佐から昇格したことにより、それまで担当していた中部・東海ブロック長を、加藤若頭補佐がブロック長代理として引き継いだ。これで6人の若頭補佐が、6つのブロックの長(代理含む)として、それぞれ担当することになった。こうして全国に...
記事全文を読む→今年4月18日、六代目山口組の“陣頭指揮官”に司忍組長、髙山清司相談役の血脈を継ぐ竹内照明若頭が就任し、早くも半年が経った。自ら率いた弘道会の代目を譲ったことで、分裂抗争で疲弊した組織を新生させるべく、より精力的に奔走している。...
記事全文を読む→早野会長は、そんな先代の金海会長のもと、組織委員長など要職を歴任、16年の会長就任後も、首都・東京での地盤を死守してきた。「組織継承の際、原点回帰を目指し組織名を『東声会』に改称し、名跡を復活させたことからもわかるように、伝統を重んじ、実直...
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