深作欣二

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Posted on 2018年03月20日 17:57

68年4月6日──今からちょうど50年前、伝説のドラマ「キイハンター」(68~73年、TBS系)は始まった。5年も続いた高視聴率番組の原動力は、風間洋介こと千葉真一(79)が見せた「誰もやったことのないアクション」にあった。── 間もなく放...

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Posted on 2016年11月02日 05:57

70年代の東映にとって、渡瀬がいかに貴重な役者であったか──。佐藤純彌監督は、まず「絶対にスタントマンを使わない」という姿勢を評価する。「兄の渡哲也という存在があって、自分は違う道を進むというのが明確にあった。常に体ごとぶつかっていくし、大...

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Posted on 2015年01月03日 09:57

文太と深作が俳優と監督として昭和44年(1969年)7月の鶴田浩二主演の「日本暴力団組長」で出会い、初めて主役・監督コンビで撮ったのが、昭和45年1月の「血染めの代紋」だった。が、2人にとって決定的な作品となったのは、「現代や○ざ人斬り与太...

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Posted on 2015年01月03日 09:56

深作を「定型のない監督」と評した文太もまた、定型のない俳優といってよかったのではないだろうか。当時、東映本社宣伝部次長として「仁義なき戦い」の宣伝を担当した小野田啓も、宣伝ポスター用のスチールを撮る段になって、文太から言われたのは、それまで...

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Posted on 2015年01月03日 09:55

菅原文太の一大出世作「仁義なき戦い」が生まれるのに欠かせなかったのが、深作欣二監督との出会いである。ともに従来の映画界の「定型」にこだわらないタイプで、その強烈な個性同士がぶつかり、激しい“化学反応”を起こしたのだ。文太が語った伝説のヤ○ザ...

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Posted on 2012年12月27日 10:00

〈おもろい話やないけ。ワイもいっちょ乗せたれや〉曽根晴美は「仁義なき戦い完結篇」において、天政会・松村保会長(北大路欣也)と江田省一副会長(山城新伍)の襲撃に加勢する「旅人」に扮している。実はこのセリフと同じく、本来は出演予定がなかったもの...

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Posted on 2012年12月26日 10:00

「おい、八名!お前、相手が北大路欣也だからって手加減しているのか!」深作の怒号が響いたのはシリーズ第2弾「仁義なき戦い広島死闘篇」(73年/東映)の冒頭のロケである。東映フライヤーズの投手から俳優に転向し、後に「悪役商会」を束ねる八名信夫が...

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Posted on 2012年12月25日 10:00

監督・深作欣二の名声を高めただけではない。東映という会社を、主役からワキに至る役者たちを、あるいは日本中の男たちの運命すらも変えてしまった“熱塊”の映画──それが「仁義なき戦い」である。公開から40年、そして深作が世を去って10年がたとうと...

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Posted on 2012年12月20日 10:00

貧しい生家の家計を助けるため、時子は幼い頃から「藤乃屋」で奉公していた。女将の里江(富司純子)は、いよいよ時子が舞妓となるために、高額な水揚げ料を工面するスポンサーを探した。そして北山の大尽(加藤武)が見つかり、時子は飛翔の瞬間を迎える‥‥...

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Posted on 2012年12月19日 10:00

宮本は京都での撮影に備え、ずっと「浴衣に下駄ばき」で過ごした。昭和33年という時代設定と下働きの役であり、下駄ひとつ不慣れなようではヒロインを演じられないと決意した。これに対し深作は宮本の化粧にこだわりを見せた。物語のクライマックスで白塗り...

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Posted on 2012年12月18日 10:00

アクションを得意とした深作欣二だが、一方で「オンナを撮る」ことにも定評があった。ベテランから新人まで、数多くの女優たちが「深作マジック」によって開花するが、ここに登場する宮本真希もその1人。深作作品では唯一の「主演のデビュー作」という僥倖を...

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Posted on 2012年12月12日 09:59

「やっぱり悪いヤツには死んでもらわないとな」プロデューサー・日下部五朗の一言で難航していた「柳生一族─」のラストが決まった。忠長を自害させたことにより三代将軍となった家光だが、その首を但馬守の子である十兵衛(千葉真一)がはねる。〈夢でござる...

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Posted on 2012年12月11日 09:59

深作欣二は群像劇の名手であり、リアリティを追求する監督である。そのため、撮影初日に聞いた萬屋の「大仰なセリフ回し」に面食らう。そもそも新感覚の時代劇とするため、出演の多くは現代劇を中心としていた。千葉真一、金子信雄、高橋悦史、芦田伸介、そし...

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Posted on 2012年12月07日 09:59

東映という三角城は、かつて「時代劇」をお家芸としていた。やがて、映画産業の斜陽化とともに劇場から遠ざかっていたが、78年に復興ののろしを上げる。テレビではなく、スクリーンで大型時代劇を!全社一丸の使命を背負ったのは、東映のエースに成長した深...

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