スポーツ
Posted on 2018年07月09日 05:59

セルジオ越後、「日本代表への超辛口批判」が説得力を帯びる“自身の実績”

2018年07月09日 05:59

“激辛”の性分が爆発した?

 サッカー評論家のセルジオ越後氏が7月3日、ラジオ番組「荒川強啓デイ・キャッチ!」(TBSラジオ)にゲストで出演。ベルギー代表に2対3で敗れ、ロシアW杯からの敗退が決まった日本代表に厳しい見解を示した。周知のように日本は、後半が開始するや2点を奪い、一時ベルギーを焦らせたが、その後敵の猛攻に苦しみ、追加点を奪えず3つの失点を味わった。そんな熱戦を振り返ったセルジオ越後氏は、「(ベルギーが作った)チャンスの数を考えれば、惜敗というよりは内容的にもっと大きな差があった。冷静になって振り返って下さい。(コロンビア戦で)10人の相手に1勝しただけで、あとは2敗1分したチームがどうして強いと言えるんですか?」と話し、相手選手の退場により数的優位だったコロンビア戦のみの勝利に終わった事実を嘆くと、「こんな勝てない国にどうして辛口がボク1人しかいないの? これで“よくやった”というなら、もう勝たなくても良いってことになる。外国なら負けたら慰められることはない。負けても慰められるというのは強くない証拠」とし、結果にシビアな姿勢を示すべきとの持論を展開した。

「日本代表の戦いぶりには世間的にも『よくやった!』とのねぎらいムード一辺倒ですが、やはり昔から“超辛口”として知られるセルジオ越後氏だけはブレませんでしたね。かつて日本サッカー協会がヨーロッパで偉大な実績を残してきたアルベルト・ザッケローニを指揮官に招聘した際にも、多くのメディアが歓喜ムードの中、セルジオ越後氏だけは『ザッケローニは決して旬な監督じゃない』と言い放ち、“終わった監督”ともとれる発言を残しました。実際、ザッケローニが欧州で大きな脚光を浴びていたのは2000年前後であり、10年に日本へやってきたのは“他に行く当てがなかったから”との見方も現地メディアからは指摘されています」(スポーツライター)

 日本サッカー協会公認のサッカー教室で全国を巡業し、子供たちにサッカーのおもしろさや厳しさを伝え続けるセルジオ越後氏。超辛口評論の背景には、こうした日本サッカー界への深い愛情があることは言うまでもないだろう。

(木村慎吾)

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