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記事全文を読む→アコギな特典商法で興収1位、「ラブライブ!」上映館のおぞましい光景とは?
6月13日に公開されるやいなや、世界中で大絶賛の「マッドマックス 怒りのデスロード」、綾瀬はるか、広瀬ずすらの女優陣を配した話題作「海街diary」というライバルを抑えて映画興行ランキングでまさかのトップ独走となった、「劇場版ラブライブ! School Idol Movie」だが、その集客法が「おぞましい」「キモすぎる」と各地で波紋を呼んでいる。
観客に数量限定の特典が配られるのが集客に繋がったわけだが、これが4週連続で週替わりという「妖怪ウォッチ」も真っ青のオタク商法。1週目はキャラクターの「スペシャルメッセージカード」、以降は「描き下ろし複製ミニ色紙」だったが、2週目⇒2年生、3週目⇒1年生、4週目⇒3年生とキャラクターの学年によって分かれているという周到ぶり。そのアコギな戦略も功を奏し、すでに「20回は観た」という観客も大量に発生したのだ。
「色紙特典にしても、学年ごとに3人ずつキャラクターが用意されています。それがランダムで配られるので、観客はどの娘のものがもらえるかわからない。だから推しキャラだったり、持っていないキャラのものが手に入るまで何度も観に行きます。さらに、同じ特典を複数持っている観客との交換会も行われます。その一連のオタク会合をシネコンの館内でやるものですから、一般の観客が気持ち悪がってしまい、オタクたちを避けて通るような光景が見られます」(映画ライター)
この現象は映画の大ヒットを受けてテレビでも取り上げられたが、キャラクターがデカデカと描かれたTシャツ姿や、カバンに無数のキャラバッヂを付けた「ラブライバー」と呼ばれる10代~30代の熱狂的ファンの男たちが、上映前と終演後のシネコンロビーを占拠する異様な光景を作り上げていたという。
「子供がアニメグッズを欲しがっていたんですけど、オタクを絵に描いたようお客さんたち(ラブライバー)が映画グッズ売場を埋め尽くしてて、私が怖くなっちゃって‥‥。居たたまれなくなって『今日はやめておこうね』と、逃げるように出てしまいました」(30代主婦)
「ラブライブ!」を公開しているシネコンとそうでないシネコンでは、6月の売り上げが雲泥の差だという事実もあり、映画業界としては軽々しく「キモい」と言えないのが実情だろう。しかし、30代のラブライバーがテレビ取材で「にこ(矢澤にこ=3年生)のためなら死ねる」と真顔で語るのを見るかぎり、「これこそマッドマックス(極限のアブなさ)だ」という声が聞こえるのも大いにうなずけるのだ。
(村岡タクミ)
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